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2024年11月1日
平成のギャルメイク-伊勢半コスメもみんなキラキラでピカピカだったころ/紅ミュージアム
日本の紅づくりと化粧の歴史を紹介する紅ミュージアム。
表参道というオシャレなお店が並ぶ立地に、コスメというテンションの上がるジャンルを取り扱った展示。スフマート編集部のお気に入りミュージアムのひとつです。
今回、開催中のテーマ展示「平成のギャルメイク-伊勢半コスメもみんなキラキラでピカピカだったころ」を取材してきました。
平成のギャルメイク、聞くだけでワクワクしてきますよね。
展示室内の1ケースを使って開催中の本テーマ展示。こちらのミニ展示はもちろん、いつ訪れても楽しい常設展示もあわせてご紹介します。
先に言っておきます。めちゃくちゃ楽しかったです・・・!
皆さんは「Y2Kファッション」をご存知ですか?
2000年代に流行した「厚底ブーツ」「ミニスカート」などが想像しやすいでしょうか。今から約20年ほど前に人気を博したスタイルが、なんでも世界中のZ世代の若者に注目されているのだとか。
紅ミュージアムは化粧品の老舗である伊勢半本店が母体ですが、そのグループ会社の伊勢半でも2000年頃にとびきりキラキラのコスメを発売していました。
このテーマ展示では、当時販売された伊勢半製品を展示しています。
目元や口元はもちろん、デコルテや髪につけるラメなど、とにかく全身をキラキラさせることが流行だったようです。
細かいものや大粒のラメなど、キラキラと言っても多種多様なのだと、並んだ展示を見るとよく分かります。
なぜきらめくコスメにこうも魅了されるのか・・・?
20年前と、今の流行を比較してみるのも面白そうですね。
常設展示は、2つのテーマに分かれています。
まずはじめに、伊勢半本店が江戸時代から続けている紅づくりのこと。ここでは、紅づくりの歴史やその製法について知ることができます。
紅ができあがるようすを映像で見ることができるのですが、見るたびうっとり!
詳しくは、直接行って確かめてみてくださいね。
もうひとつは、江戸時代からの日本の化粧の歩みです。
白塗りやお歯黒などは聞いたことがあるかもしれません。明治時代に入るまで、日本のお化粧は「赤」「白」「黒」の三色しかなかったそうです。
江戸時代のお化粧道具や、私たちが現在使っている「リップスティック」の変遷なども展示。
特にかわいらしい化粧瓶がずらりと並んだコーナーは、ひとつひとつじっくり見てしまうので時間が足りないかも!?
紅ミュージアムの面白いところは、伊勢半の商品だけではなく、さまざまなメーカーの化粧品もあわせて展示しているところ。まさに日本の化粧史が見られるんです。
小さな宝石のような品々から、「伊勢半」の文字を見つけてみてくださいね。
紅ミュージアムでやるべきことは展示鑑賞だけではありません。終わったら、ぜひ紅体験を!
こちらの体験では、誰でも無料で小町紅をつけることができます。
面白いのが、その人の唇の色や紅の量などによって、発色が変わるということ。同じ紅なのに不思議ですよね。ぜひ試してみてくださいね♪
また、紅体験コーナーのそばではオリジナルグッズも販売中です。
伊勢半の商品や紅花をあしらったふせんやメモ帳はポップなデザインがとてもかわいいんです。スフマート編集部も、メモ帳を愛用中です。
見て、知って、体験までできる紅ミュージアム。
無料で入れるので、ギャルメイクが気になる方はもちろん、お化粧が好きな方もお出かけ候補にしてみてはいかがでしょうか?