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2024年11月1日
ソール・ライターの原点 ニューヨークの色/ヒカリエホール
2023年夏。「カラー写真のパイオニア」と呼ばれた写真家ソール・ライターの展覧会が、渋谷ヒカリエにて開催中です。
「ソールライターの原点 ニューヨークの色」公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/
これまでBunkamuraザ・ミュージアムで、過去2回にわたって開催されてきたソール・ライター展。今回はBunkamuraの長期休館に伴い、渋谷ヒカリエでの開催となります。
ソール・ライターの生誕100年を記念する本展。展覧会の見どころやグッズを取材してきました。
唯一無二の色彩感覚とセンスから、「カラー写真のパイオニア」「伝説の写真家」などと呼ばれることもあるソール・ライター。
富や名声には興味を持たず、自らの美意識に忠実であり続けました。
現在でもソール・ライター財団によって、膨大な作品のデータベース化が続けられています。没後にも関わらず、ソール・ライターは常に新たな発見が続く“発展途上”の作家でもあるのです。
それでは、展示室を辿りながら展覧会の見どころについて紹介します。
展示室の前半では、1950~60年代頃、黄金期ニューヨークを写し撮った未公開スナップ写真を展示。
絶妙な構図と美しいプリント表現。当時のニューヨークの日常を想像させられます。
1958年から1960年代の『ハーパーズ・バザー』におけるソール・ライターのファッション写真も見どころのひとつです。
ファッション写真は商業性の求められるジャンルですが、ここでも自らの美意識を存分に発揮したソール・ライター。
今見ても斬新で、センスのある写真群からは、アメリカの黄金期を垣間見ることができます。
ソール・ライターのアトリエを再現した空間も。
ソール・ライターにとってカラー写真は、アトリエ壁面に投影するなど、光を通した状態で見るカラースライドでした。
彼はどのようにして自分の作品を見つめていたのでしょうか?ソール・ライターの鑑賞方法を追体験しつつ、その色彩感覚の源泉に迫ります。
展示室の最後は、大規模プロジェクションでソール・ライターの世界に没入したかのような体験ができます。
カラー写真約250点を10面の大スクリーンに投影した空間は圧巻!
ソール・ライターの色彩世界と向き合っていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
あらためてカラー写真の魅力、ソール・ライターの唯一無二のセンスに気づかされるような展覧会でした。
展覧会を鑑賞した後は、グッズも気になりますよね。
ノートや一筆箋、クリアファイルなどの定番アイテムも、とってもおしゃれ!
また、ギフトとしてもオススメなのが「巾着入りドリップパック」(756円)です。
ソール・ライターと愛猫レモンのイラストが、ゆる~いタッチで描かれていてかわいいんです。
ポストカードも、部屋のインテリアのアクセントになりそうです。どれにするか迷いますね・・・!
展覧会スペシャル企画として、あなたが見つけた「ソール・ライターの色」フォトコンテストが開催中です。
今では“ソール・ライター風の写真”という言葉が市民権を獲得していますが、あなたならではのソール・ライターらしい写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
また、Bunkamura史上初のバーチャルミュージアムを公開中。
展示のハイライトや、ソール・ライターのアトリエを投影した360°VR映像などを見ることができますよ。こちらもお見逃しなく。
特設ページ:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/virtual_museum.html
さらに、渋谷ヒカリエ ShinQsと「ソール・ライターの原点」「平間至展」がコラボレーションした「デジタルスタンプラリー」も、7月20日から開催中です。
詳細は特設ページをご確認ください。
特設ページ:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_saulleiter/topics/ShinQs.html
現在も世界中に根強いファンを持つソール・ライター。この夏は渋谷で、その色彩感覚に触れてみませんか?