デイヴィッド・ホックニー展/東京都現代美術館

ホックニーの画業をあますことなく紹介。日本初公開作品も多数【東京都現代美術館】

2023年8月5日

© David Hockney

現代で最も革新的な画家であるデイヴィッド・ホックニー(1937年、イギリス生まれ)。

現在、ホックニーの画業をたどる大規模な展覧会が、東京都現代美術館にて開催中です。

本展では、120点あまりの作品を紹介し、ホックニーの創作について迫ります。

本記事では、デイヴィッド・ホックニー展の見どころや撮影可能スポットをご紹介します。

デイヴィッド・ホックニー展公式サイト:https://www.mot-art-museum.jp/hockney/


「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年/《春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年》(2011)ポンピドゥー・センター © David Hockney

日本では27年ぶり!ホックニーの大規模個展

ホックニーと言えば絵画を想像する方も多いかもしれませんが、本展ではホックニーの多彩な表現を見ることができます。

絵画はもちろん、ドローイング、版画、フォト・コラージュまで!

現在でも広がり続ける創作を間近で体感できますよ。


「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年 © David Hockney

ホックニーから生み出される色鮮やかな作品は、いつの時代も世界中の人びとに親しまれています。

大規模な個展は日本では27年ぶりの開催となるそう。60年以上の画業をたどる、必見の展覧会となっています。

ホックニーの画業をたどる展示空間

展示空間は、代表作から新作まで120点あまりがズラリと並ぶ開放的な空間となっています。

また、本展後半部分で紹介される作品はすべて日本初公開とのこと。ホックニーファンにはたまらないですよね!


「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年/《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》(2007)テート © David Hockney

《ウォーター近郊の大きな木々またはポスト写真時代の戸外制作》も、日本初公開の作品です。

この超大型作品は、実は戸外制作されたものなのだそう。複数のカンヴァスに分かれており、ホックニーはこれらを持ち出して制作しました。

作品からあふれる熱量に圧倒されること間違いなし!ぜひ直接訪れて体感してほしいポイントです。


《ノルマンディーの12か月》(部分) 2020-21年 複数のiPad絵画による構成 100 x 9000 cm 作家蔵 © David Hockney

COVID-19によるロックダウン中にiPadで描かれた《ノルマンディーの12か月》も超大型!

なんと全長90メートルにもおよぶ新作です。90メートルとは・・・どのようにして描かれたか気になりませんか?


「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年/《ノルマンディーの12ケ月》(2020-21)(部分)作家蔵 © David Hockney

実はこちらはiPadで描かれた作品なんです。

ホックニーは常に新しい表現方法を模索しており、iPadも2010年の発売と同時に入手したのだとか。

今年86歳となったホックニーの、広がり続ける表現に注目です。

グッズやコラボカフェなどもお楽しみも◎

デイヴィッド・ホックニーのこれまでと「今」を体感できる、貴重な機会となる本展。

本展では、フォトスポットや一部エリアでの撮影が可能となっています。


「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景、東京都現代美術館、2023年/〈春の到来、イースト・ヨークシャー、ウォルドゲート 2011年〉シリーズ(部分)デイヴィッド・ホックニー財団 © David Hockney

また、展示室内の特設ショップでは、本展オリジナルグッズも販売されています。

さらには、東京都現代美術館内にあるレストラン「100本のスプーン」でコラボパフェを提供中!

ラッパスイセンをテーマに、マンゴーやパイナップル、ヨーグルトなどをトッピング。

夏らしいさわやかなパフェになっています。

こちらもお見逃しなく。

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Exhibition Information

展覧会名
デイヴィッド・ホックニー展
開催期間
2023年7月15日~11月5日 終了しました
会場
東京都現代美術館 企画展示室1F/3F
公式サイト
https://www.mot-art-museum.jp/hockney/