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2024年11月1日
懐かしく新しい“レトロ”を旅する 古今東西ニッポンの風景/ホテル雅叙園東京
年末年始に向け、旅への意欲がかき立てられる12月。
家族とどこか遠出もいいけど、名だたる観光地のホテルは予約がいっぱい!近場でサクッと年越しを過ごそうにも、観光客がたくさんいて、なんだか逆に疲れちゃう。
さて、年末年始はどう過ごそうかな?と悩んでいる方、今年はホテル雅叙園東京の東京都有形文化財「百段階段」で、「懐かしく新しいニッポンの風景」を体験してみませんか?
文化財「百段階段」では、全国各地ならではの日本文化を紹介する展覧会が開催中です。
文化財建築の7つの部屋の中にさまざまな「ニッポンの風景」が登場する本展。
温泉街に輝く架空のネオンサインや、東北6県11系統の分布に見る約200体のこけしなど、文化財「百段階段」でしか体験できないニッポン旅行が楽しめますよ。
ここでは、本展の見どころをスフマート編集部がピックアップして紹介していきます♪
螺鈿(らでん)が施された豪華なエレベーターを降りると、目の前には旅館の玄関を思わせる展示が。
今回、文化財「百段階段」は「旅亭 雅楼(りょてい みやびろう)」という架空の旅館に変身して私たちをニッポン旅行に連れて行ってくれます。
旅亭 雅楼は、1935年に開業したという歴史を持つ旅館です。
前身は江戸時代に創業した旅籠「雅」でしたが、今から100年前の関東大震災で消失。震災後は分家筋である下田「雅」に身を寄せ、1931年から復興を目指し再開業しました。
名物料理は鯉こく、著名人も足しげく通う名宿として今も知られています・・・というリアリティばっちりな架空の設定もあります。
設定のみならず、本展のために旅亭 雅楼の家紋も作ったのだそう!
展示室の至るところにオリジナル家紋があります。老舗ホテルならではの、細やかな遊び心にも注目です。
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「こけし」は、ころんとしたフォルムと穏やかな表情で、今もなお多くの人に愛されている日本の郷土玩具です。
そんなこけしが「草丘の間」に、東北6県で11系統に分類されるこけし約200体が集結!
個性豊かな表情や、特徴的な形や模様など、こけしの魅力を紹介します。
「草丘の間」の展示を手掛けたのは、『こけし図譜』(誠文堂新光社 刊)の著者である佐々木一澄氏です。
約200体のこけしを『こけし図譜』より、その分布図や多様な姿かたち、構造、描彩を、イラストレーションと解説パネルで紹介します。
地域や作り手により異なるこけしの表情やスタイル、模様を横から、頭頂部からと角度を変えて見比べてみるのもおすすめです。
「星光の間」では、アーティスト・はらわた ちゅんこ氏による架空の温泉街の看板を描いたシリーズ「ゆのまちネオン」を展示しています。
日本の高度経済成長期とともに観光地として拡大した温泉街。時同じく、広告としてネオンも日本のあらゆる場所で輝きを増していきました。
本展では、ネオン画をアクリルパネルに転写しネオン街の輝きを再現するとともに、作品の一部を本物のネオン管で展示しています。
ネオンが発光する原理はご存知でしょうか。
ガラス管の中身を真空状態にした上でガスを充填し、電圧をかけた時の放電現象のことをネオンライトといいます。
ガスを発行することで柔らかな光を放ち、LEDでは出せないレトロでポップな雰囲気が楽しむことができます。
本展は撮影OK!ネオンの怪しくも温かい独特な雰囲気のある「星光の間」で、映える写真を撮影してみてはいかがでしょうか。
懐かしく新しい“レトロ”なさまざまなニッポンの風景が、7つの部屋で楽しめるユニークな本展。
鑑賞の際は、厚手の靴下と暖かい上着があるとベスト!この冬は、文化財「百段階段」でニッポン旅行を楽しんでみては?