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2024年11月1日
宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO/東京オペラシティ アートギャラリー
東京オペラシティ アートギャラリー(新宿・初台)にて、日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍し続ける宇野亞喜良(うのあきら、1934-)の東京初となる大規模個展が、開催中です。
宇野亞喜良の初期から最新作までの全仕事を網羅する、過去最大規模の展覧会である本展。
1950年代の企業広告をはじめ、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本・児童書など、宇野の幅広い仕事をジャンルごとに紹介します。
“魅惑のサウスポー”から生み出される、宇野亞喜良の華麗で耽美な創作世界が堪能できる本展を、スフマート編集部が取材してきました。
イラストレーター、グラフィックデザイナーとして第一線で活躍し続ける宇野亞喜良は、1934年に愛知県名古屋市に生まれました。
毎日新聞社主催のデザインコンペで入選を重ね、19歳でグラフィックデザイナーの登竜門だった「日本宣伝美術会(日宣美)」で入選を果たすなど、早くからデザイナーとしての才能を開花させていました。
1955年に上京し、カルピス商品工業、日本デザインセンター、スタジオ・イルフイル、スタジオReを経てフリーランスとして活動。
1960年代の日本において、「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を広め、時代をけん引してきたレジェンドでありながら、今もなお進化し続けています。
宇野亞喜良の仕事を振り返る大型個展は、2010年刈谷市美術館(愛知県)で開催されて以来14年ぶりとのこと。
さらに、東京では初となる大規模個展です。
そんな注目の本展では、刈谷市美術館での個展よりもさらに出品点数を増やし、900点を超える作品群によって、膨大な宇野亞喜良の仕事の全貌を紹介します。
「宇野亞喜良」と聞くと、演劇ポスターを多く手がけているイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
本展では、1960年代の初期から現代にいたるまで宇野亞喜良が手掛けたポスターを一堂に展示します。
豊富な印刷知識と描写力が存分に発揮し、描かれたこれらのポスター。
空想的で耽美な宇野亞喜良らしい世界観を感じることができます。
さらに、1960年代当時の時代の空気を体感できるように、蛍光塗料が施されたポスターをブラックライトの光で鑑賞するコーナもありますよ。
宇野亞喜良は、舞台装置や衣装、メイク、演出や脚本にいたるまで、演劇全体の総合的なプロデュースも行なっています。
これまで展示する機会の少なかった、宇野亞喜良が手掛けた舞台美術もまとまった形で紹介。
宇野亞喜良の作品世界がそのまま空間にあらわれるかのような魅力にも注目です。
今もなお、第一線で活躍し続ける宇野亞喜良の東京初となる大規模個展「宇野亞喜良展」。
本展は、撮影禁止マークがついている展示以外は、写真撮影OKです。
900点を超える作品を鑑賞しに、東京オペラシティ アートギャラリーへ足を運んでみてはいかがでしょうか。