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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)が生まれ、生涯のほとんどを過ごしたゆかりの地に建つすみだ北斎美術館。2016年11月22日に開館し、2021年で開館5周年を迎えます。
撮影:尾鷲陽介
11月21日より、開館5周年を記念するさまざまなイベントの開催が決定! ここでは、そのイベントの情報をご紹介していきます。
開館以来、展覧会事業や教育普及事業を通して北斎の生涯や作品を発信するすみだ北斎美術館。
北斎の生涯と代表作を紹介する常設展示のほか、北斎および門人(弟子)の作品を中心に、その魅力を深掘りするさまざまな企画展を開催するなど、北斎作品の魅力を多角的に紹介してきました。
また、現代アーティストと北斎作品のコラボレーションした展覧会も数多く開催し、人気浮世絵師・葛飾北斎のファンを増やし、10月31日の時点で同館の総入館者数は、なんと850,305人! 85万人に到達しました。
(左)葛飾北斎「冨嶽三十六景 武州玉川」すみだ北斎美術館蔵(※写真は前期展示のもの)
同館は、ピーター・モースコレクションと楢﨑宗重(ならざき むねしげ)コレクションと、墨田区が収集したコレクションの3つのコレクションを有し、北斎や門人の作品を中心に、約1900点(2021年4月時点)の作品を所蔵しています。
なお、両氏のコレクションを紹介する展覧会「学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重―」は、12月5日まで開催中です!
※前期展示の取材レポートはこちら
11月21日 開催〈墨田区民感謝デー〉
11月21日を、開館5周年を記念した「墨田区民感謝デー」とし、墨田区在住、在勤、在学の方の観覧料が無料になります。
【無料となる企画展】
「学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重―」
※AURORA(常設展示室)含む
※免許証、保険証、学生証、社員証、身体障がい者手帳などのご提示をお願いいたします。
※一般の方は通常どおりご入館いただけます。
11月21日~28日 開催〈開館5周年記念期間〉
・「チラシで振り返る すみだ北斎美術館の企画展2016-2021」
これまでの企画展を、各展覧会のメインビジュアルで振り返る動画を館内で上映します。
こちらは、オンラインでも観覧可能! 詳細は開館5周年記念特設サイトをご確認ください。
・すみだ北斎美術館の「冨嶽三十六景」解説動画を館内上映
同館所蔵「冨嶽三十六景」について、高精細カメラによる約5分の映像とともに学芸員が解説しています。(4K対応、制作:NHKエンタープライズ)
※オンライン公開もあります。
・すみだ北斎美術館1/100スケール立体模型が登場!
建築家・妹島和世氏の設計による、すみだ北斎美術館全景の1/100スケール模型を展示します。
・来館者に「冨嶽三十六景」のリーフレットをプレゼント
対象:当日観覧券をご購入の方。年間パスポートまたは招待券をお持ちの方。1名につき1冊プレゼントします。(配布数に限りがあります。)
※11/21の墨田区民感謝デーで無料でご観覧の方も対象です。
「開館5周年記念 オリジナル手ぬぐい」の発売決定!
すみだ北斎美術館1階のミュージアムショップにて、11月21日より「開館5周年記念 オリジナル手ぬぐい」が販売されます。
※画像はイメージです。
デザインは2種類! 同館所蔵の『北斎漫画』三編より雀踊りと、北斎がデザインした小紋を集めた『新形小紋帳』をあしらったユニークな手ぬぐいです。
インテリアとして額に入れて飾ってみても、いいですね♪
すみだと北斎作品の魅力を紹介する、すみだ北斎美術館。
12月21日からは、企画展「北斎で日本史 ―あの人はどう描いたか―」が開催されます。
※展覧会詳細はこちら
本展では、日本の歴史に焦点をあて、葛飾北斎やその弟子などが歴史上の人物や事件を描いた作品が展示されるそうです。
すみだ北斎美術館の今後の企画展にも注目です!
なお、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のため、会期・開館時間・観覧料・イベント・講演会の開催など変更、中止になる場合があります。最新の状況は、すみだ北斎美術館公式サイトにてご確認ください。