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イマーシブ空間でミュシャの美しい世界に入り込む。ホリデーシーズンにおすすめの展覧会【渋谷ヒカリエ】
2024年12月17日
モネ&フレンズ・アライブ
デザイン・クリエイティブセンター神戸KIITOホールにて、「モネ&フレンズ・アライブ」が開催中です。
クロード・モネや、ルノワール、セザンヌといった画家たちが、第一回印象派展を開催してから150年。自然光や光を大切にした印象派の名画の数々は、時代を越え、国境を越えて、私達を魅了し続けています。
この展覧会では、そんな印象派の作品を、クラシック音楽と合わせた映像で楽しむことができるんです。
名画の世界に迷い込んでしまうかのような、まさに名画に没入する体験を味わえます。
そして、今年は阪神淡路大震災から30年。大地震からの復興に芸術の力を欠かすことはできませんでした。
そんな思いから、震災30年の関連事業として本展が開催されます。
それでは、早速どんな展覧会なのか、ご紹介していきたいと思います!
最初の展示室ではクロード・モネなど画家たちの名言が紹介されています。そして、ここでは印象派について、しっかりと学ぶことができるんです。
美術好きの人ならもちろん、印象派とは何なのか、よーく知っているでしょう。
けれども、私は美術用語に詳しくないので、「印象派ってモネとかセザンヌとかが描いた絵のことをいうんだよね?」くらいのことしかわかっていませんでした。
そんな知識のない私でも、印象派が何なのかよーくわかるように展示されているんです。
私たちを魅了し続ける印象派の絵画が、どのような歴史的背景で生まれたのか知ることで、絵を観る目はまた変わってきます。
ここはじっくりと観ることをオススメします。
印象派の有名な画家たちのプロフィールや、彼らの残した言葉も知ることができますよ。
例えば、ルノワールは、画家として成功しながらも、晩年はリウマチで手が変形して苦しみました。
苦しみながら絵を描き続けた彼は、なぜ、そんな思いまでして絵を描くのかと聞かれて、こう答えたそうです。
「苦しみは過ぎ去るが、美は残る」
画家たちのプロフィールを見終わったら、目の前にモネの庭園かのような花園が広がります。
花園の中で映像を撮ったら、SNS映えしそうです。
印象派の歴史や背景を学んだら、絵画の世界に入り込めるイマーシブ展示へ。
黒いカーテンをくぐったとたん、そこに現れるのは、壁いっぱいの巨大スクリーンに映し出された印象派の名画の数々。そして、床にまで光の波が押し寄せて、息をのむような迫力です。
会場内には力強いクラシック音楽が大音量で流れ、巨大スクリーンには、画家たちの名言が現れます。
そして、彼らの名画が大迫力で映し出され、こちらに迫って来るというわけです。
まさしく、絵画の中におぼれてしまいそうな錯覚を覚えました。
クロード・モネは、ジヴェルニーの庭を、自分の庭こそは、私の最高傑作だと自慢していたんだそうですよ。
そんな彼の庭の絵画の絵が、色鮮やかに押し寄せてきます。鮮やかな色彩の睡蓮の世界が、会場を包み込みました。
床までも、睡蓮の葉っぱが映し出され、水が揺れているようです。
「モネ&フレンズ・アライブ」の会場から外に出ると、一気に現実に戻ります。
さっきまでの余韻に浸りながら、ミュージアムショップを見て回るのも楽しいですよ。
美術にあまり興味ないという方も、ちょっとフラリと立ち寄ってみてはいかがでしょう。
印象派の世界って案外面白いかも!と思えるかもしれませんよ。