
テーマは『世界の終わり』。ホラー体験が楽しめる展覧会が7月開催!【六本木ミュージアム】
2025年6月19日
PROMOTION
特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」/大阪市立東洋陶磁美術館
活気ある雰囲気と豊かな文化が魅力的な都市・大阪。
大阪城や道頓堀、通天閣など、人気観光スポットが多く、どこに行くか目移りしてしまいますよね。
「どこへ行こうかな」そう迷っている方。
アートとレトロな街並みが楽しめる中之島・北浜エリアへ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ビジネス街として知られる中之島・北浜エリアには、中国、韓国、日本といった東アジアの陶磁器が楽しめる大阪市立東洋陶磁美術館があります。
同館では、2025年11月24日(月・振替休日)まで、特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」が開催中です。
今回の特別展では、青磁に注目してその魅力を紹介。陶芸家として活動している山本莉子さん夫妻と一緒に訪ねました。
中国発祥のやきものである青磁。東アジアの陶磁器の歴史においては、中心的な存在でもあります。
欧米では、「CELADON(セラドン)」という名称で親しまれていたのだそう。
瑞々しい若葉を思わせるような美しい色合いで、世界中の人びとを魅了しました。
中国、韓国、そして日本が誇る青磁を語る上で外せない作品はこちら。
館のコレクションを代表する 国宝《飛青磁花生(とびせいじはないけ)》です。
《国宝 飛青磁花生》元・14世紀 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
本作の鑑賞ポイントは、形と模様。
きゅっと締まった首、ふっくらとした胴は黄金比ともいうべき完璧なプロポーション。「青磁のヴィーナス」と呼んでも良いくらい完璧な作品です。
また全体に散りばめられたまだら模様は、よく見るとハート型に見えるものが混ざっています。見つけたらいいことがあるかも。
陶磁器の展示と聞くと、なんだか渋いのかな?と思っている人、ちょっと待って!
作品に描かれた模様や形に注目してみると、より親しみやすく感じますよ。
《青磁獅子形置物》江戸・18世紀末-19世紀初 個人蔵
百獣の王とされる獅子(ライオン)を表現した置物です。
やんちゃな子ども獅子とじゃれている姿が、かわいらしいですね。
《青磁染付流水兎図輪花皿》江戸・18世紀 大阪市立美術館(田万コレクション)
現代的なタッチのウサギが描かれた作品も!
アニメーションのような躍動感があります。
《青磁刻花花文爵杯》明・15-16世紀 大阪市立東洋陶磁美術館(入江正信氏寄贈)
こちらは、特撮映画に出てきそうな形をしていますね。
大阪市立東洋陶磁美術館の展示作品のほとんどは、写真・動画撮影OK*です。
思わずクスッと笑ってしまう、ゆる~い作品をシェアしてみては?
*一部作品は除く。フラッシュ撮影不可。その他、撮影の注意事項は館内の案内をご確認ください。
国宝《油滴天目茶碗》南宋時代・12-13世紀 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
国宝《油滴天目茶碗》は、館を代表するコレクションのひとつ。
銀河のような美しいきらめきが、器の中に広がります。
ところで、このお茶碗・・・持ってみたくないですか?
映像ルームのコンテンツ、体感!国宝「油滴天目茶碗」で実際に持ってみましょう。
実物の形そっくりのハンズオンコントローラーを触ると、迫力の4K映像とともに本物のお茶碗に触れているような体験が楽しめます。
この館ならではの展示方法にも注目です。
せっかく美術館に来たのだから、じっくりと作品が観たい!
その願い、大阪市立東洋陶磁美術館が叶えてくれます。
同館では、展示ケースの前にオリジナルの木製ひじ置きを設置。
リラックスして作品を鑑賞することができます。
自然光で陶磁器を鑑賞できるのは、世界中どこを探しても大阪市立東洋陶磁美術館のみしかありません。
時間帯や天候によっても、陶磁器の見える色合いは変化するのだそう。
開館直後と閉館間際では、同じ作品でも違った印象を楽しめそうですね。
《加彩婦女俑》唐時代・8世紀 (住友グループ寄贈/安宅コレクション) ※回転はイメージです
陶磁器がゆっくりと回転して全面鑑賞できる「回転台」も、世界初の陶磁器の展示方法。
この回転台には、免震台も組み込まれており、大切な作品を地震から守りつつ、360度鑑賞することができます。
展示を楽しんだ後は、ミュージアムショップとカフェ「café KITONARI(カフェ キトナリ)」へ。
豊富な陶磁器コレクションをグッズ化!
オリジナルトートバッグ1,300円/ポケットサーモボトル(3種) 各2,100円 ※いずれも税込価格
ふだん使いにピッタリなトートバッグにポケットサーモボトル。
こちらは、開催中の特別展に合わせて青磁をイメージした色合いのものを選んでみました♪
ポケットサーモボトルの色は3種類あります。ピンクもかわいい!
併設のカフェ「café KITONARI」では、展示作品を“食べて”みませんか?
作品をモチーフにしたドリンクやケーキを楽しむことができますよ。
(左)飛青磁花生(抹茶ラテ、チョコ)900円/(中央)木葉天目(特製チョコムースケーキ)900円/(右)釣青茜映し花生(ブルーキュラソー&レモン、クランベリー&カルピス)900円(11月24日まで販売) ※いずれも税込価格
特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」の会期中は、コラボメニューも販売中!
《釣青茜映し花生(きんせいあかねうつしはないけ)》をイメージした、見た目も味も爽やかな一品です。
《釣青茜映し花生》宇野宗甕 昭和48年(1973) 大阪市立東洋陶磁美術館(宇野眞理栄氏寄贈)
鑑賞後は、大阪市中央公会堂を眺めながら、展覧会の感想やお気に入りの作品について話してみてもいいかも♪
開放感のあるエントランスホールに、レトロなレンガ仕立ての館内。
展示はもちろん、内装も魅力的です。
大阪市立東洋陶磁美術館に訪れたら、かわいい案内役のmoco(モコ)ちゃんにも会ってみてください。
《青花虎鵲文壺》朝鮮時代・18世紀後半 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション)
ツートンカラーの毛並みにスマートな胴と尻尾が自慢だというmocoちゃん。
通常、鵲(かささぎ)と一緒に描かれるのは虎なのですが、この壺の動物はなんだか猫っぽい見た目です。
猫か虎か・・・学術的にもはっきりしていませんが、カワイイからどちらでもいいですよね!
mocoちゃんの元となった作品は、大理石貼りの明るい「ロビー2」に展示されています。
大阪市立東洋陶磁美術館で、ゆったりとアートなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2025年7月21日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。