没後100年 クロード・モネ/アサヒグループ大山崎山荘美術館

「睡蓮」を含むモネ作品が一堂に【アサヒグループ大山崎山荘美術館】

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2026年4月23日

モネの「睡蓮」を含む8作品が一堂に【アサヒグループ大山崎山荘美術館】

アサヒグループ大山崎山荘美術館の本館

現在、アサヒグループ大山崎山荘美術館の開館30周年記念して「没後100年 クロード・モネ」が開催中です。

同グループが所蔵するモネの「睡蓮」など全8作品が、1年を通して展示されます(会期中一部展示替えあり)。

建築家・安藤忠雄が設計した「地中の宝石箱」(地中館)や美しい自然の景色広がる庭園も見どころで、今回は喫茶室やミュージアムショップも合わせてご紹介します。

モネの「睡蓮」を含む全8作品が一挙展示へ

没後100年の節目を迎えた印象派の画家クロード・モネ。数多くの作品を残したモネですが、晩年に描いた「睡蓮」は200点をこえる連作として知られています。


右クロード・モネ「睡蓮」1914-17年 180×200cm/左クロード・モネ「睡蓮」1914-17年 200×200cm(すべて通期展示)

2026年に開館30周年を迎えたアサヒグループ大山崎山荘美術館は、モネが描いた「睡蓮」や「日本風太鼓橋」、「アイリス」など8作品を所蔵しており、会期を第1期と第2期に分け、1年を通して6作品ずつが展示されています。


クロード・モネ「日本風太鼓橋」1918-24年 89×93cm(通期展示)。晩年、白内障を患っていたモネだが、大気がベールをもとったような水辺の雰囲気からその影響が感じられる

モネは1914年以降大型作品をいくつも制作しており、今回展示される作品はどれも大きく迫力があります。

近くで観ると筆使いや色の重ね方がよく見え、離れて観ると池や睡蓮の花など水辺の風景が浮かび上がってくるような、モネの「睡蓮」を体全体で感じることができるのではないでしょうか。


クロード・モネ「アイリス」1914-17年 200×150cm(通期展示)。アイリスはモネが好んだ植物の一つだそう

同館では「睡蓮」は常設展示されていますが、所蔵するモネの作品が全てが展示されるのはなんと10年ぶりのことだそう。この貴重な機会をお見逃しなく!

安藤忠雄建築の展示室と美しい庭園でモネの世界に浸る


写真正面が本館、左側に映るのは地中の宝石箱(地中館)へと降りる階段

1996年に開館したアサヒグループ大山崎山荘美術館は、大正時代から昭和初期にかけて実業家・加賀正太郎が別荘として設計した「大山崎山荘」を修復・増築しできた美術館です。

本展の会場となる「地中の宝石箱」(地中館)は、建築家・安藤忠雄がモネの「睡蓮」のために設計したもの。その名の通り、展示室は地下にあるため、長い階段を降りて進んでいきます。


展示室入口から撮影した階段。両脇には本展のために制作した巨大なタペストリーが飾られている

円形構造の展示室には「睡蓮」を彷彿とさせるグリーンのじゅうたんが引かれ、心地良い静けさを感じられます。建物の魅力も味わってみてくださいね。


展示室のようす。本展は一部展示替えを行い2027年4月11日まで開催

また約5500坪の庭園では春は桜、秋は紅葉とその季節の風景を楽しむことができます。「地中の宝石箱」(地中館)近くの池では初夏にかけて睡蓮の花が咲くそうなので、この時期に行かれる方は必見です。


庭園にある池のようす。取材時は庭園の桜が見頃を迎えていた。
6月頃からは睡蓮の花が楽しめる

喫茶室の期間限定ケーキ&ここでしか買えないモネグッズ

築100年を超える本館2Fの喫茶室では、5月31日までモネの「アイリス」をイメージしたアイリス・ケーキが提供されています。


ドリンクセット1,500円、単品900円 ※数量限定、売り切れ次第終了

刻んだラムレーズンが入りのパウンドケーキはしっとりとした味わいで、バタークリームと相性もぴったりな一品です。

6月3日からはモネの作品をイメージした新たなスイーツが提供されます。


テラス席から見える景色。喫茶室は週末など混雑時には滞在時間を制限する場合も

テラス席は木津川・宇治川・桂川が流れ込む三川全流域の風景や、対岸の男山や奈良の山間まで見える絶好のビューポイントに!壮大な自然と庭園の四季を眺めながら、モネの余韻に浸ることができますよ。


Tシャツは4,800円、キーリングは1,200円。喫茶室でいただけるワインケーキもモネオリジナルパッケージにて一本1,600円で販売

また、本館1Fにはオリジナルグッズが並ぶミュージアムショップがオープンしています。

Tシャツやキーリングのほかに、活版印刷で作られたポストカードなどここでしか買えないグッズがたくさん!ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

京都・大山崎で特別な時間を


アサヒグループ大山崎山荘美術館への入口、小さなトンネル・琅玕洞 (ろうかんどう)

天王山南麓に建つ同館は坂道を登りたどり着くのですが、そんな苦労を吹き飛ばしてくれるほど素敵な場所です。

モネの作品はもちろんのこと、「睡蓮」のための作られた特別な展示室や歴史ある建築物、そしてどの季節に行っても美しい風景広がる庭園を、ごゆっくりお楽しみください。