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2024年11月1日
ガウディとサグラダ・ファミリア展/東京国立近代美術館
「未完の聖堂」「未完の建築」として有名なサグラダ・ファミリアはスペインのバルセロナ中心地に位置しています。
幾何学的な形をした複雑な聖堂は、一度見たら忘れられないはず!そんなサグラダ・ファミリアと、建築ガウディに焦点を当てた展覧会が、東京国立近代美術館にて6月13日から開幕します。
サグラダファミリアを建築したのは、スペインで最も有名な建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)です。
そもそもガウディの他の建築物をご存じですか?バルセロナでは、グエル邸やカサ・バトリョ、カサ・ミラなどが挙げられますが、ガウディ建築最大の特徴はその強烈な外観。これぞガウディ!となる方も多いのではないでしょうか。
一度見たら忘れることのできないそのユニークな建築は、世界中の人びとを魅了し続けるとともに、さまざまな芸術分野に影響を与えてきました。
こうしたバルセロナを中心に残された作品は、アントニ・ガウディ作品群として世界遺産にも登録されています。
そんなガウディ建築ですが、未完の傑作サグラダ・ファミリアが最も世界中に知られた作品と言えるでしょう。
この美しい聖堂は1882年から建築が始まりました。そこから約140年・・・実はいまだ完成していないんです!それはなぜか?やはりこれも複雑な設計で実際に職人が作るには困難を極めるからだそうです。
しかし最近の設計技術などにより、サグラダ・ファミリアにもとうとう完成の兆しが見えてきました。
予定では2026年に完成するそうですが・・・140年ものあいだ、街とともに進化してきたサグラダ・ファミリアが完成するのは少し寂しいような気もしますね。でもガウディの描いた傑作はどんなものなのか考えるのもワクワク!未完の状態を見ていない人は今がチャンスですよ。
「ガウディとサグラダファミリア展」では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造性の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。
サグラダ・ファミリアの内観
© Fundació Junta Constructora del Temple Expiatori de la Sagrada Família
図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、100 点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫ります。
東京での開催後は、滋賀会場で2023年9月末-12月初旬[仮]、愛知会場で2023年12月中旬-2024年3月上旬[仮]と巡回します。
全国のガウディファンも待ちきれない展示、続報をお楽しみに!