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宮崎学 イマドキの野生動物

《ツキノワグマのカメラマン、長野県、中央アルプス》
〈イマドキの野生動物〉より 2006年 作家蔵

《テン》〈新・アニマルアイズ〉より
2018-2021年 作家蔵

〈ニホンカモシカ〉より 1970-1973年 作家蔵
(中央アルプスの稜線から下界を見下ろすニホンカモシカ)

《巣だちが近いヒナ》〈フクロウ〉より
1982-1988年 東京都写真美術館蔵
(愛らしい表情のなかにも野生のもつ猛々しさがある)

宮崎学(1949-)は中央アルプスの麓、長野県上伊那郡南向村(現・中川村)に生まれ、伊那谷の自然豊かな環境を活かし、1972年よりフリーの写真家として活動を開始しました。「自然界の報道写真家」として、現在も日本中の自然を観察しています。
宮崎は動物たちの通り道に自作の赤外線センサー付きのロボットカメラを設置し、撮影困難な野生の姿を撮影した「けもの道」のシリーズなど、哺乳類、猛禽類の撮影において独自の分野を開拓してきました。また、人間の生活空間近くに出没する野生動物や、外来動物の影響など、動物の生態を通して人間社会を浮き上がらせる社会性のあるテーマにも取り組んでいます。
シリーズ最新作となる「新・アニマルアイズ」では、「動物たちの住む森を動物の目線で見る」をコンセプトに、動物たちの痕跡を注意深く読み解き、自作のロボットカメラで人間の目が及ばない世界をみごとに写し出しています。本展覧会は、半世紀近くにわたる宮崎の作家活動の軌跡をたどりながら、黙して語らぬ自然の姿を浮き彫りにしようとするものです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。

Event Information

展覧会名
宮崎学 イマドキの野生動物
開催期間
2021年8月24日~10月31日 終了しました
開館時間
10:00~18:00
入館は閉館時間の30分前まで
休館日
月曜日
入館料

一般 700(560)円、学生 560(440)円、中高生・65歳以上 350(280)円
※( )は同館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引料金。各種割引の詳細はご利用案内をご参照ください。各種割引の併用はできません。
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)、年間パスポートご提示者は無料。

公式サイト
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4025.html
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03-3280-0099