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没後50年 初山滋展 見果てぬ夢

初山滋 かいのこどもたち 1965年 個人蔵

初山滋 蝶サン ウツシマスヨ! 1933年 個人蔵

初山滋 大根人形をおんぶする子豚(仮題) 1920年代(推定) 個人蔵

初山滋 『にんぎょひめ』(フレーベル館)より 1967年 ちひろ美術館寄託 

初山滋 雪 1960年代 個人蔵

初山滋(1897-1973)は、21歳のときに児童文芸誌「おとぎの世界」で注目を集めて以来、大正から昭和にかけての50年余りに渡り、“童画”の世界に欠かせない画家として活躍しました。幼いころから体に染みついた江戸の装飾美に、西欧のモダンな感覚を巧みに融合させ、美意識の赴くまま自由な表現を展開したその絵は、没後50年を経た今も新しさを失わず、みずみずしい感覚にあふれています。1930年代からは自画・自刻・自摺の木版画も数多く手がけ、ここにも独創的な表現を見ることができます。

本展では、初山滋の人生を追いながら、童画や木版画のほか、装丁画、絵本の原画、貴重書など約170点を展示します。流麗な線と明澄な色彩でつむがれた、きらめくような夢幻の世界をご覧ください。

※会期は予告なく変更になる場合があります。最新情報は、美術館公式サイトをご確認ください。

Event Information

展覧会名
没後50年 初山滋展 見果てぬ夢
開催期間
2023年9月9日~11月30日 終了しました
開館時間
10:00~17:00
休館日
水曜日 (祝休日開館、翌平日休館)
入館料

大人900円、18歳以下・高校生以下は無料
団体(有料入館者20名以上)、65歳以上、学生の方は700円
障害者手帳ご提示の方、介添えの方1名まで無料
年間パスポート:3,000円

公式サイト
https://chihiro.jp/azumino/
お問い合わせ

0261-62-0772