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部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで

ヴィルヘルム・ハマスホイ
《陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地》1899年
ポーラ美術館

ヴォルフガング・ティルマンス
《静物、ボーン・エステート》2002年 ポーラ美術館
© Wolfgang Tillmans, Courtesy Wako Works of Art

パンデミック以降、私たちの生活様式は大きく変化しました。移動が制限された状況で誰もが多くの時間を過ごしたのが、「部屋」という空間です。安心をもたらす室内での生活は、外の世界からの隔絶がゆえに閉塞感と隣り合わせのものでした。他方、閉じられた空間で紡がれた親しい人たちやかけがえのないものとの関係は、日常を生き抜くためだけではなく、変化の乏しい生活に彩りを添えるのに、欠かせないものであったと言えるでしょう。

本展では、19世紀から現代に至るまでの、部屋にまつわる表現に特徴のある作家を取り上げ、この小さな世界のなかで織りなされる親密な記憶や夢想のありようを、あらためて見つめ直します。個性にあふれた作家たちによる多彩な室内の表現は、ステイホームの経験を通じて静かに変容した私たちの心のなかで、新たな像を結び始めるでしょう。

Event Information

展覧会名
部屋のみる夢―ボナールからティルマンス、現代の作家まで
開催期間
2023年1月28日~7月2日 終了しました
開館時間
09:00~17:00
※入館は16:30まで
休館日
※展示替え休館あり
入館料

大人1,800円/シニア割引(65歳以上)1,600円/大学・高校生1,300円/中学生以下無料

※障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)1,000円

公式サイト
https://www.polamuseum.or.jp/sp/interiorvisions/
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お問い合わせ

0460-84-2111

Venue Information

会場
ポーラ美術館 展示室1、3
主催
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館