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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
残すところ今年も3日。今年もさまざまな展覧会が開催されました。
スフマート編集部2名が実際に行って印象に残った展覧会を、振り返りながらご紹介します♪
※ご紹介する展覧会は全て「会期終了」しています。
編集S:初山滋(1897-1973)は、大正時代を代表する童画家です。
柔らかなタッチで描かれたおとぎ話の世界が印象的。
大正時代の作品なのに、古さを感じさせないものばかりでした。
編集M:レトロにも見えるのにみずみずしい。やさしい世界観の絵本や版画が、いわさきちひろにも通ずる部分がありますね♪
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編集S:好きな人やモノなど応援する対象のことを指す言葉「推し」。そんな推しを応援する活動「推し活」に焦点を当てた展覧会です。
特に、宝塚歌劇団に関する資料にはびっくり!ほとんどが、非公式のファンブックなのだとか。
推しが好きすぎて作ったものが、現代の演劇研究者にとって貴重な資料となっている・・・。
私たちの推し活も遠い未来、貴重な資料として重宝されるかもしれないですね!
編集M:私もヅカオタさんの熱意にはびっくりしました(笑)。
いまや推し活は当たり前の時代。どんな人がいっても共感できる部分がありそうな興味深い展示でした!
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編集S:明治期の日本に「洋食」を広めた小説『食道楽(しょくどうらく)』を紹介する展覧会。
この『食道楽』は、明治30年代のベストセラー作品なのですが・・・その登場人物たちのクセの強さに思わず頬が緩みます(詳しくは、取材レポートをチェック!)
東京・小平市にあるガスミュージアムは、都市ガス事業の歴史およびくらしとガスの関わりを紹介する歴史博物館です。
観覧料は無料!クラシカルなレンガの建物も必見です♪
編集M:現代の料理に欠かせない「ガス」に特化したガスミュージアムならではの展覧会!
『食道楽』のレシピを再現するという料理教室(12月に開催されたそうです)もちょっと行ってみたかった(笑)。
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編集M:郷さくら美術館の美しい日本画から、美人をテーマに紹介した本展。
美人の定義って人それぞれで、画家によって多様な美人が生み出されていました。そして、美人と「花」の相性の良いこと・・・!ゆったりとした展示室で、至近距離で繊細な日本画を鑑賞できて最高でしたよ♪
編集S:確かに美人と「花」の相性ってとても良いですよね♪
尾形光琳《紅白梅図》からインスピレーションを得た、染谷香理《夜昼桜図》。展示室で観たかったです。
また、郷さくら美術館に展示されるのを楽しみに待っています!
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編集M:行く前から大注目していた本展。「日本のBL」を大々的に紹介する展覧会、とても珍しかったです。
『風と木の詩』のジルベールから始まり(今人気のドラマ「きのう何食べた?」のジルベールも実はここから来てるんですよ!)、葉脈のように世界に広がっていくBLをあますことなく紹介していました。
避けて通れないコミケのカップリングもマニアックに取り上げていて、初心者から玄人まで!?楽しめる展示だったと思います。
編集S:言葉は知っているけど、どんなものなんだろう?という方も多そうな「BL」について深掘りした展覧会。珍しくて、とても興味深いテーマでした!
カップリングの研究家であるタルト氏のコミケのサークル配置図の展示にはびっくり!
その年でどのカップリングが人気なのか、一目で分かるユニークな資料でしたよ。
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「はじめてのBL展」との関連で、明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館にてこんな企画展もありました。(ばっちり取材!)↓
編集M:話題のY2Kファッションを軸に、紅ミュージアムならではの見せ方がとっても楽しかったこちらの展覧会。
どこを見てもキラキラしていて・・・懐かしいけど、一周回って新しい、現代っ子にウケる理由がこのキラキラにある気がします。
最終的にはもはや取材を忘れて、個人的に楽しんでいたかも・・・。
編集S:全身をキラキラさせているお姉さん!そういえば、幼いころにテレビで見たことあるなーと懐かしくなる展覧会でした。
紅ミュージアムならではの「紅体験」もオススメ♪
唇の色や紅の量で発色が変わるので、お友だちやお母さんと試してみても面白いと思いますよ◎
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いかがでしたか?来年の展覧会も今から楽しみですが、せっかくなので編集部のお気に入りを振り返ってみました。
2024年は1月1日から更新予定!お年玉企画も開催されますので、ぜひチェックしてくださいね。