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2024年11月1日
和のあかり×百段階段2024 ~妖美なおとぎばなし~/ホテル雅叙園東京
ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「和のあかり×百段階段2024~妖美なおとぎばなし~」が開催中です。
文化財「百段階段」の夏の恒例企画である「和のあかり×百段階段」。
2015年にスタートしてからこれまでに8回開催し、累計来場者数52万人を超える大人気企画です。
2023年の「和のあかり×百段階段」のようす▼
今年のテーマは「妖美なおとぎばなし」。
文化財「百段階段」を上がるたびに、おとぎばなしのような世界が展開されます。
そんな幻想的な夏のひとときが味わえる文化財「百段階段」の人気企画を、スフマート編集部が取材してきました!
文化財「百段階段」の企画でよく登場する「旅亭 雅楼(りょてい みやびろう)」という架空の旅館。
1935年に開業したという歴史を持つ旅館で、前身は江戸時代に創業した旅籠「雅」でした。
しかし、関東大震災で消失。震災後は分家筋である下田「雅」に身を寄せ、1931年から復興を目指し再開業しました。
・・・という、老舗ホテルだから作り込める“設定”があります。
「旅亭 雅楼」について詳しく知りたい方は、過去の展示のようすをチェック▼
今回の「和のあかり×百段階段2024」は、旅籠「雅」時代に書かれた巻物から物語がスタート。
江戸後期に「雅」で起った不思議な話を、文化財「百段階段」の各部屋で楽しむことができます。
さて、美しくも怪しいおとぎばなしの世界の一端を、ここでは紹介してきます。
「十畝の間」では、「竹灯籠(たけとうろう)」で表現された竹取物語の世界を堪能できます。
無数の穴からあふれる柔らかな和のあかり。
その後ろには、まんまるな満月のディスプレイがあります。
かぐや姫が月に帰ってしまう切なさや、彼女を育てたおじいさんとおばあさんの深い愛情が、見事に表現されています。
「草丘の間」では、「鯉の滝登り~登龍門伝説~」の世界を展開しています。
出世や成功のための関門という意味で用いられる言葉で、広く知られている「登竜門」。
実はこの言葉の意味、川の上流にある竜門を昇った魚だけが龍になれるという伝説が元になっています。
さまざまな魚が竜門を目指し、川を昇ります。その昇りきった魚が鯉でした。
この「鯉の滝登り~登龍門伝説~」を、本企画ではクラフトアートといけばな、水墨画で表現しています。
文化財建築の空間をフル活用した「和のあかり×百段階段2024」。
ここでしか味わえない非日常的な空間をぜひ、堪能してみてはいかがでしょうか。
出入り口のプロムナードでは、造形作家の小澤康磨氏による愛らしい猫がお出迎え♪
この猫たちは、柏木美術鋳物研究所の「小田原風鈴」の澄んだ心地よい音を聞いて、のんびりと私たちを出迎えてくれますよ。
猛暑が予想されている今年の夏。
目も心も、そして体も涼しくなれる文化財「百段階段」で、幻想的な夏を楽しんでみては?