
ハプスブルク家/10分でわかるアート
2024年12月18日
デザインあ展neo/TOKYO NODE
2023年に開業した「虎ノ門ヒルズステーションタワー」の最上部に位置する「TOKYO NODE(ノード)」。
現在、TOKYO NODE内のギャラリーにて、子どもと一緒に楽しめる展覧会「デザインあ展neo」が開催中です。
過去2期にわたり累計116万人を動員した「デザインあ展」を、アップグレードした本展。全国巡回後、およそ4ぶりの開催となります。
過去の「あ展」で取り上げた「モノ」から、今回は「行為(動詞)」へとテーマをチェンジ。「あっ!」とひらめくデザインの楽しさを紹介します。
本展は、NHK Eテレで放送中の番組「デザインあ neo」のコンセプトを、実際に体験できる展覧会です。
子どもたちにデザインについてさまざまな思考・発見を楽しんでもらうコンセプトはそのままに、新たなテーマの作品を展示。
「あるく」「たべる」「すわる」「もつ」などといった動詞ごとに、観察・考察・体験のステップで構成された35点の作品を紹介します。
展示室に入ってすぐに鑑賞者を出迎えるのは、天井から吊り下げられた巨大な「あ」の文字。
その下には、日常のさまざまな行為を連想される「動詞の庭」が広がります。
思わず写真や動画を撮影したくなるような、ユニークな展示も!
約3mの巨大な箸の作品「たべられるきもち」は、その名前の通り鑑賞者が「たべられる」気持ちを味わうものです。
写真のように、箸に座るのはもちろん、その先のお餅にしがみつくのもOKです。
同時に乗ることができるのは、大人は2名まで。小学生以下は3名までです(*)。
*詳しくは、館内の注意書きをご確認ください。
「たべられるきもち」のように、本展では鑑賞者が体験できる展示には「あそべる」というマークがついています。
ここでは、「あそべる」作品をピックアップしてご紹介。
子どもはもちろん、大人も夢中になってしまうほど、楽しい展示が盛りだくさんです。
ごはん、ハンバーグ、サンドウィッチにプリン。4つのメニューがモニターに移っていますね。
画面の前には、なにやら操作盤が。
こちらの「おいしそう!?」は、固さや厚み、焼き加減、温度などを操作して、自分好みのメニューを作れる作品です。
スフマート編集部もチャレンジ。プリンを選んでみました。
固さはとろーり食感。温度もキーンと冷やして、デコレーションは控えめ。
見栄えが良いように角度とズームの調整も可能です。
どうでしょうか。ぜひ、会場で自分好みのメニューを作ってみてくださいね。
展示室の高い天井を見上げると、街で見かけるかご状のゴミ箱が付いています。
「るてす」と名付けられた本作は、重力に逆らってゴミをすてる体験展示です。
ゴミ箱の下には、巨大な送風機があり、この風によって天井のゴミ箱にゴミを捨てることができるのです。
やってみると、意外と難しい。真上に「えいっ!」と放り投げるのがコツなのだとか。
「デザインあ展neo」の会期中、虎ノ門ヒルズのカフェ・レストランでは、本展の開催を記念した15種類のスペシャルメニューが登場します。
まずは、会場と同じフロアにある「TOKYO NODE DINING(ステーションタワー45F)」のメニューをご紹介。
TOKYO NODE DININGでは、3種類の本展コラボドリンクを販売しています。
また、ステーションタワー8Fの「TOKYO NODE CAFE」では、自分でハンバーガーを作るユニークなメニューを販売。
(左)【おいしそう!?コラボ】きょうも いいてんき きみの てづくり なめらか プリン 550円(各日20食 / 営業時間中)/(右)のせる、はさむ、たべるバーガー 1,800円(各日60食 / 営業時間中)
さらに、展示の「おいしそう!?」とコラボしたサンドウィッチとプリンも!
作品の中のメニューを実際に食べることができます。
その他のコラボメニューは、展覧会公式サイトをご確認ください。
本展は、国内巡回の予定はなく、TOKYO NODE単独開催です。
また、「デザインあ展neo」開催中は、虎ノ門ヒルズの街のあちこちで「あ」の装飾が登場!
本展のテーマに合わせたさまざまな動詞(まがる、はいる、すすむ、のぼるなど)が、虎ノ門ヒルズの各所にちりばめられています。
展覧会へ行くときも帰るときも、「デザインあ展neo」の世界が楽しむことができますよ。
本展は、日時指定予約制を導入。ゆっくり鑑賞したい方は、平日がおすすめです!
チケット販売の詳しい情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2025年5月18日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。