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2026年7月25日

森美術館は、2027年度の企画展「世界はあそびでできている:アート・子ども・社会」を、2027年4月29日(木・祝)から9月23日(木・祝)まで開催すると発表しました。
本展では、現代アートを通して「遊び」が持つ豊かな可能性を探ります。
会期終了後の9月24日(金)からは、施設や設備の修繕・改修に伴い一時休館。2028年4月下旬のリニューアルオープンを予定しています。
私たちは子どもの頃から、遊びを通して新しいものと出会い、試行錯誤しながら世界との関わり方を学んできました。
「世界はあそびでできている:アート・子ども・社会」では、想像力を解き放つ行為としての「遊び」に注目。

笹岡由梨子
《アニマーレ》
2024-2025年
29チャンネル・ビデオ・インスタレーション(カラー、サウンド:4分50秒)、木琴、鉄琴、トランペット、太鼓、
ヴィンテージ玩具、ヴィンテージ生地、スパンコール、ビーズ、糸、木材、LEDライト
238×605×175 cm
所蔵:ディブ・バンコク
展示風景:「Animale」PHD Group(香港)、2025年
撮影:S.C.Felix Wong
※参考図版
自発的な遊びを誘う作品をはじめ、身体感覚や認知を揺さぶる没入型インスタレーション、社会のルールや慣習に問いを投げかけるプロジェクト、新しい共生のあり方を模索する参加型作品などが紹介されます。
さらに、1950年代以降の歴史的な実践も取り上げ、アーティストたちが子どもの自由で柔軟な発想を原動力に、芸術をめぐる価値観や仕組みをどのように問い直してきたのかをたどります。
本展の大きな特徴は、子どもを単なる鑑賞者ではなく、展覧会をともにつくる重要な協働者として迎えることです。

近藤亜樹
《ともだちになるためにぼくらはここにいるんだよ》
2022年
アクリル絵具、パネル
194×486× 5 cm
所蔵:森美術館
子どもの視点や考え方を展示づくりに取り入れながら、大人を中心に考えられてきた従来の鑑賞体験を見直します。
子どもから大人まで、あらゆる世代が一緒に楽しめる、社会に開かれた展覧会を目指します。
「現代アートは難しそう」と感じている人も、作品を見て、動いて、考える体験を通して、自分なりの楽しみ方を見つけられそうです。

近藤亜樹
《ともだちになるためにぼくらはここにいるんだよ》
2022年
アクリル絵具、パネル
194×486× 5 cm
所蔵:森美術館
出展予定作家には、モンスター・チェットウィンド、近藤亜樹、笹岡由梨子、ソ・ドホなど、国内外で活躍するアーティストが名を連ねています。
参考作品として発表されたのは、ソ・アミ、ソ・オミ、ソ・ドホによる《アートランド》。子ども用の粘土などを使い、想像の世界を広げていく作品です。

ソ・アミ、ソ・オミ、ソ・ドホ
《アートランド》
2016年-
子ども用粘土、再生プラスチック、ポリカーボネート製土台
サイズ可変
Courtesy: Lehmann Maupin, New York, London and Seoul; Victoria Miro
撮影:Prudence Cuming Associates
※参考図版
今後発表される出展作品や、子どもたちが展覧会づくりにどのように関わるのかにも注目が集まります。
森美術館は、施設および各種設備の修繕・改修のため、同展の閉幕翌日となる2027年9月24日(金)から一時休館します。
リニューアルオープンは2028年4月下旬を予定。改修内容や再開後の展覧会については、今後あらためて発表される予定です。
現代アートを「見る」だけでなく、遊びながら参加し、自分の感覚で体験できる「世界はあそびでできている:アート・子ども・社会」。
森美術館の一時休館前を締めくくる展覧会としても、見逃せない企画となりそうです。
会期:2027年4月29日(木・祝)~9月23日(木・祝)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
出展予定作家:モンスター・チェットウィンド、近藤亜樹、笹岡由梨子、ソ・ドホほか
※出展作家や開催内容は変更になる場合があります。最新情報は森美術館公式サイトをご確認ください。