風刺画/10分でわかるアート
2023年3月29日
細田守の原点/展/CREATIVE MUSEUM TOKYO

アニメーション映画監督・細田守の創作の原点に迫る、過去最大規模の展覧会が、CREATIVE MUSEUM TOKYO(東京・京橋)で開催中です。
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』。
誰もが知るこの名作たちの裏側に、圧倒的なスケールで触れられる展覧会です。

内覧会に登壇した(左)細田守監督、(右)俳優・染谷将太さん
ここでは、見どころスポットを絞って紹介していきます。

小説家・筒井康隆原作の『時をかける少女』。
細田監督は、この原作を現代に生きる少女の等身大の青春と成長の物語へと脚色し、躍動感溢れるアニメーションへと作り上げて、多くの観客の心を掴みました。
細田守アニメーションの代名詞ともいえる『時をかける少女』は、2026年に公開20年を迎えます。

『時をかける少女』エリアでは、細田監督が手がけたすべての絵コンテ、約450点を展示。
アニメーションの設計図とも呼べる絵コンテから、細田監督の映像演出を読み取ることができます。

撮影:山本倫子
続く『サマーウォーズ』のエリアに足を進めると、ファンにはたまらない光景が。
「キング・カズマ」と「ラブマシーン」の等身大フィギュアが2体並んで迎えてくれます。
臨場感あふれるアクション映像集の展示もあり、まるで自分も仮想世界「OZ」に入り込んでしまったかのような空間が広がっています。

細田監督の出身地・富山が物語の舞台となった『おおかみこどもの雨と雪』。
このエリアには、雨と雪が真っ白な雪山を無邪気に駆け巡る名シーンや、富山の豊かな大自然を描いた美術資料が並びます。

また、花・雨・雪の3人の等身大フィギュアも登場。
そのリアルさにはびっくり。思わずじっくりと見入ってしまいます。

細田監督の「原点」に焦点を当てたエリアにも注目です。
ここでは、監督が中学3年生のときに8ミリフィルムで制作したという自主制作アニメーションを初公開。
また、大学時代の油絵など貴重な資料を展示しています。
細田監督の創作の原点を、多彩な資料とともに紐解きます。

併設のミュージアムショップでは、細田作品に多く描かれる「青空」をモチーフにしたアイテムや、名場面をデザインしたグッズなどを販売。
本展ならではのオリジナルグッズが、100点以上ずらりと並びます。
なかでも、気になるグッズを一部ご紹介♪
細田監督は「主人公の気持ちをあげてくれる憧れのような存在」として、入道雲を描いています。

メレンゲクッキー(税込:864円)
作品の中でもメインのモチーフとなる入道雲が「メレンゲクッキー」となって登場。味はレモン味です。

銭湯でおなじみの黄色い桶の「ケロリン」が、本展とコラボレーション!
『おおかみこどもの雨と雪』のかわいらしい絵柄がプリントされた桶と手拭いなどを販売しています。
ミュージアムショップもお見逃しなく。

展示を楽しんだ後は、併設のテーマカフェ「OZ Cafe」へ。
ここでは、作品の世界観を五感で楽しめるオリジナルメニューを提供します。

「なかった事にした あの日の夕焼けパスタ」(税込:1,890円)
「なかった事にした あの日の夕焼けパスタ」は、『時をかける少女』のファンなら胸がキュンとする一品。
トマトベースのパスタです。中にはエビも入っています。

(左)「仮ケンジのぶるぶるマンゴープリン」(税込:1,190円)/(右)「キング・カズマのベリーパフェ」(税込:1,590円)
デザートには、うさぎのアバターが愛らしい「キング・カズマのベリーパフェ」や、どこかユーモラスな「仮ケンジのぶるぶるマンゴープリン」など、遊び心あふれるメニューが勢ぞろい。
会計3,000円(税込)ごとに限定ステッカー(全3種)がもらえる嬉しいノベルティもあります!

CREATIVE MUSEUM TOKYOに隣接するアーティゾン美術館の開催中の「エットレ・ソットサス展」との相互コラボ企画も展開。
それぞれの展覧会チケットを提示すると、お互いの限定オリジナルステッカーをプレゼント。
京橋エリアをのんびり歩きながら、1日アート巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
「エットレ・ソットサス展」の詳細はこちら▼
細田守監督の原点ともいえる作品群を新たな視点から紐解く「細田守の原点/展」。
あの夏の感動をもう一度体験できるような展覧会です。
ぜひ、足を運んでみてくださいね!

©細田守の原点/展