「蜷川実花展 はじまりの光」/川口市立美術館

2026年9月オープン!川口市立美術館で、「蜷川実花展 はじまりの光」が開催中

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2026年9月22日

2026年9月オープン!川口市立美術館で、「蜷川実花展 はじまりの光」が開催中

2026年9月12日(土)、埼玉県川口市に川口市立美術館が新しく開館しました。

その記念すべき開館記念特別展として、世界的に活躍する写真家・映画監督、蜷川実花(にながわみか)の個展「蜷川実花展 はじまりの光」が、11月29日(日)まで開催中です。

蜷川実花の作品といえば、ポップで色彩豊かな写真展や没入型インスタレーションが有名ですが、今回の作品展はひと味違います。

実際に行ってみた現地レポートとともに、見どころや魅力をたっぷりお届けします!

蜷川実花とは?

(左から)川口市立美術館 建畠晢館長、蜷川実花氏、埼玉県川口市 岡村ゆり子市長 撮影:植村マサ

写真家、映画監督、現代美術家として、第一線で活躍を続ける蜷川実花。

極彩色で彩られた圧倒的に美しく鮮やかな世界観は、一度は見かけたことがある人も多いはず!

まずは、彼女の凄さと多彩な経歴をおさらいしてみましょう。

写真家としての実績

写真界の芥川賞とも呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」をはじめ、数々の賞を受賞。

これまでに120冊以上の写真集を刊行し、国内だけでなく海外でも数多くの展覧会を開催しています。

2025年に京都市京セラ美術館で開催された展覧会では、25万人を動員するほどの大反響を呼びました。

当時の展覧会のようすはこちら▼

映画監督

写真だけでなく、映画監督としても大活躍。

独自の色使いとドラマチックな演出で、これまでに数々の話題作を世に送り出してきました。

長編映画『さくらん』(2007)や『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)をはじめ、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020)など、ジャンルを超えて多くのファンを魅了し続けています。

表現の原点にあるのは「心が動いた瞬間」

撮影:来田猛

これほど多岐にわたる活躍を見せる蜷川実花。
その表現のベースにある姿勢は一貫しています。

それは、「自らの心が動いた一瞬にだけシャッターを切る」ということ。

川口市立美術館の「蜷川実花展 はじまりの光」は、国内外で活躍するアーティストである彼女が、自身のルーツや家族との記憶、そして「写真」という原点とまっすぐに向き合った、特別な展示となっています。

蜷川実花展 はじまりの光
見どころ

蜷川実花の原点に迫る

埼玉県川口市は、蜷川実花の父である演出家・蜷川幸雄(1935-2016)出身地であり、蜷川自身も幼少期を過ごしたゆかりのある土地です。

本展は、幼少期に形成された感性の原点をたどりながら、蜷川自身の表現をあらためて切り拓く、新たな挑戦となる個展です。

近年の大規模な体験型インスタレーションとは異なり、今回は創作の出発点である「写真」を中心に構成された深い世界観が広がっています。

初公開の最新作
『First Light』

最新作『First Light』は、本展で初めて公開される作品です。

若き日の両親が写るアルバムを、蜷川自らが再撮影(複写)した本作。
家族の記憶と愛が詰まった、心にじんわり響く作品です。

約30年分のセルフポートレート
『Self-image』

撮影:来田猛

『Self-image』は、20代から現在までの約30年間にわたり記録されてきたモノクロのセルフポートレート作品群です。

鮮やかな花の写真とは一変、葛藤や不安、寂しさといった内面と真っ直ぐ向き合った作品が並び、蜷川の情熱とリアルな表情に引き込まれます。

父との別れと輝き
『うつくしい日々』

父・蜷川幸雄が倒れ、亡くなるまでの1年半を捉えたシリーズ。

「逝く人の目で撮った写真」と表現する本作は、死と向き合うことで再確認される日常の美しさが切り取られています。

今は誰もがスマートフォンを持ち歩き、簡単に表現できる時代です。

この世界とどのように対峙するか。そうした蜷川自身の中にある問いと改めて向き合い、突き詰めた表現に注目です。

蜷川幸雄の書斎を移設展示

M2階に降りると雰囲気が一変!

父・蜷川幸雄の膨大な本や資料が詰まったリアルな書斎が移設展示されています。

また、元女優でキルト作家の母・蜷川宏子のキルト作品、さらに新シリーズ『First Light』などもあわせて展示。

蜷川実花の内面的な世界を表現した展示空間は圧巻です。

川口市立美術館ってどんなところ?

川口市立美術館は、JR「川口駅」西口から徒歩2分の場所に、2026年9月12日(土)にオープンしました。

コンセプトは「公園のような美術館」。

明るく開放的な館内には、展示室だけでなくライブラリーや、レストランも併設されています。

駅から近いため、ふらりと立ち寄れる川口市立美術館。

一日中まったり過ごせる、川口市の新しいお出かけスポットです。

どんな人におすすめ?

✓写真展が好きな人

✓おしゃれな空間で感性を磨きたい人

✓アート初心者・美術館デビューしたい人

行く前にチェック!Q&A

Q. アートの知識がなくても楽しめますか?

A. もちろん楽しめます!

蜷川実花の視点を通して切り取られた「光」や「空気感」を直感的に感じられる展示になっているので、「きれい」「すてき」と楽しめる作品ばかりです。

Q. 都内からのアクセスは?

A. 新宿や東京駅から約25~30分とアクセス抜群です。

JR「川口駅」下車、西口を出て徒歩2分で到着します。都心からもサクッと行けるのが嬉しいポイントです。

Q. チケットは事前に買った方がいい?

A. オンラインチケットがお得でおすすめです!

一般当日2,000円のところ、オンライン前売なら1,800円(大学生は1,300円、高校生は800円)とお得にゲットできます。

オンラインチケットはこちら

Q.展覧会の所要時間は?

A.実際に編集部が取材したところ、じっくり鑑賞すると約1時間〜1時間半ほどで回れるボリューム感でした。

展示は2階の写真展示(第一章)と、階段を下がったM2階の展示空間・家族の記録展示(第二章)で構成されています。

さらに、特設ミュージアムショップや、併設のレストランで感想を語り合う時間も含めると、全体で2時間~2時間半ほどみておくとゆったり楽しめますよ♪

会場内特設ミュージアムショップ

開催概要

川口市立美術館 開館記念
特別展「蜷川実花展 はじまりの光」

会期:2026年9月12日(土)~2026年11月29日(日)

開館時間:10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
※10月・11月の第2・第4金曜日は夜間開館(20:00)を実施します。

休館日:月曜日(9/21、10/12、11/23は開館)、9/24、10/13、11/24

会場:川口市立美術館(埼玉県川口市川口3-1-2)

料金:
・オンライン・前売:一般 1,800円 / 大学生 1,300円 / 高校生 800円
・当日:一般 2,000円 / 大学生 1,500円 / 高校生 1,000円(中学生以下無料)
※オンラインチケットは、川口市立美術館公式サイトにて販売。

公式サイト:https://kawaguchi-moa.jp/

まとめ

「蜷川実花展 はじまりの光」は、蜷川実花の原点、また家族との愛に触れられる展覧会です。

新しくオープンした川口市立美術館で、美しくて切ない蜷川実花の作品世界を体感してみてはいかがでしょうか?

秋のおでかけリストにぜひ加えてみてくださいね。

Exhibition Information