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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―/静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館)
創設130周年を迎える静嘉堂。これまで美術館のギャラリーは世田谷岡本の地にありましたが、2022年10月、丸の内の重要文化財建築、明治生命館(昭和9年〈1934〉竣工)1階へ移転しました!
開館記念展第1弾となる本展では、静嘉堂が所蔵する全ての国宝を始め、茶道具・琳派作品・中国書画や陶磁器・刀剣などの選りすぐりの名宝を、新たな建築空間に合わせ4つのテーマで展示します。
もちろん、あの《曜変天目(稲葉天目)》も展示!
茶碗の中にきらりと光る不思議な模様が印象的な《曜変天目》。
「曜変」とは、元来「窯変」を意味した言葉とされ、唐物茶碗「土之物」(陶製の茶碗)のうち、もっとも貴重で高価な茶碗として、分類されてきました。
現在、世界中で現存する曜変天目(完形品)は、日本にある三碗のみ!京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館所蔵のものと静嘉堂が所蔵する曜変天目3件すべてが国宝に指定されています。
昭和初期の代表的な近代洋風建築にも注目です。
大理石を多用した重厚な建築美の中、高い天窓から自然光が差し込むホワイエを取り囲むように4つの展示室を配置。中央にはゆっくり座れる場所もあるので、のんびり美術鑑賞できますよ。
美術館の入口にはミュージアムショップも。静嘉堂の名品が、スタイリッシュなグッズになって販売されています。
スフマート編集部が気になった曜変天目の焼き物もとっても素敵でした。
お値段は・・・・ぜひ直接見てみてください。ケタの多さにびっくりしますよ(笑)
明治20年代の半ば、静嘉堂創始者の岩﨑彌之助は丸の内で三菱のオフィスビル街建設を進めながら、その一角に「ミュージアム」なるものを造りたいと願っていたそう。
そんな彌之助の100年を超える夢が花開きました。
丸の内周辺へお出かけされた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
前期:2022年10月1日~11月6日
後期:2022年11月10日~12月18日