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2024年11月1日
光の芸術家 ゆるかわふうの世界 宇宙(そら)の記憶/そごう美術館
芸術家「ゆるかわふう」の幻想的な世界を紹介する展覧会が横浜にて開催中です。
本展では、高さ約1.8m、幅約5mの大作をはじめ、新シリーズの作品、横浜初出品の新作を含めた約30点を展示。「ゆるかわふう」の創り出す幻想的な光の世界を楽しむことができます。
「ゆるかわふう」の作品は、建築物の内側に使われる発泡断熱材を使用して制作されます。
断熱材の背後からLED照明を当て、表面を金属ブラシで削ったり、半田ごてやシンナーで溶かしたりして凹凸をつけ、その彫り具合で濃淡を作り、光と陰影を表現します。この世界初のオリジナル技法は「光彫り」と呼ばれています。
絵の具では表現できない透明感のある青は、まるで海にいるかのような気分に。
LED照明が当たっているとこんな感じで幻想的な青を目にすることができますが・・・
LED照明を切って、通常の光を作品自体に当ててみると、細かい彫りがよく分かりますね!
発泡断熱材は、普段私たちは目にすることのない素材ですが、東京藝術大学で建築を学んだ「ゆるかわふう」にとってはとても身近だったとのこと。現在でも「光彫り」の探求は続いています。
展示室は「海エリア」「羽衣伝説エリア」「空エリア」や新作などから構成。
クジラやウミガメ、ホッキョクグマなど、「ゆるかわふう」が描く海で暮らす動物の姿はさまざま。海の世界と「光彫り」の青の世界が見事に一致しています。
親の帰りを待つホッキョクグマの子供を描いた《極北の空》は、「ゆるかわふう」が過去に描いたホッキョクグマの大きな作品と対になっているそう。
子熊のつぶらな瞳がとっても愛らしいですよ。こちらも毛並みや瞳など細かい彫りが施されているので、ぜひ間近で見てみてくださいね。
横浜に停泊している飛鳥Ⅱをモチーフにした新作の初公開作品は必見です!
こちらは本展にあわせて、大型旅客船「飛鳥Ⅱ」が停泊する大桟橋の風景を描いたものだそう。
よく見ると、ワンピースを着て傘をさした女性も描かれています。この女性はどこへ行ったのか?「ゆるかわふう」ならではの自由な表現にも注目です。
暗い会場の中で浮かび上がる、「ゆるかわふう」作品はとっても幻想的!海エリアは躍動感のある今にも動き出しそうな生き物をじっくりながめてしまいました。
ぜひ生で見てほしい展覧会です。冬の横浜にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
本展のチケットを「5組10名様」にプレゼント!
〆切は2022年11月30日まで。
※当選は発送をもって代えさせていただきます。