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クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
関東でも2024年、数多くの展覧会が予定されています。
今回は数ある展覧会の中から、スフマート編集部が厳選した注目の5の展覧会と各展覧会の見どころをご紹介!
気になる展覧会をチェックして、おでかけなどに役立ててもらえると嬉しいです◎
2000年、故郷の西脇で、横尾忠則は夜の三叉路をストロボ撮影しました。すると見慣れたはずの景色が、全く異なる風景となって立ち現れたのです。この写真からインスピレーションを得た横尾は「Y字路」シリーズに着手、それらはやがて彼にとって重要なライフワークとなっていきます。
本展では、リーズの原点である初期作品(2000~2005年)、および新近作(2016年~)により、多彩な「Y字路」シリーズの魅力に迫ります。
見どころポイント
・多彩な「Y字路」シリーズをひも解く展覧会
・横尾忠則の作品では珍しい素直な写実に注目
・公開で制作された最初の例も展示
現代美術の最前線で活躍する村上隆の大規模な個展。国内で約8年ぶり、東京以外で初めての個展となります。
《かわいい夏休み(黄金の王国の夏休み)》や、「光琳」シリーズなど日本美術に想を得た作品の本展特別バージョンを制作中であるほか、京都とその歴史を参照した数々の新作を構想しており、美しい伝統と都市の活気とが交差する京都を舞台に初公開します。
見どころポイント
・国内では約8年ぶり、東京以外では初となる大規模個展
・全長12mにもおよぶ圧巻の村上版「洛中洛外図」がお出迎え
・京都を舞台とした新作も多数展示予定
日本美術史を代表する画家の一人である雪舟。本展では、主に近世における雪舟受容をたどることで、「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを考えます。
見どころポイント
・教科書でおなじみ 国宝《天橋立図》を展示
・山水画だけじゃない!雪舟唯一の花鳥画も紹介
・光琳、若冲、応挙・・・みんながあこがれた雪舟の魅力をひも解く
この夏、福田美術館が動物園に変身?!被毛の一本一本まで細密に描かれた虎や、優しい眼をした鹿。コロコロとした野うさぎや、人気の犬猫など、動物を描いた日本画が館内を埋め尽くします。
動物のその特徴や生態についても理解を深めていただける展覧会です。
見どころポイント
・動物を描いた日本画が一堂に!
・動物の特徴や生態についても紹介
・夏休みの自由研究にぴったり♪
塩田千春(1972年生まれ)の出身地・大阪で、16年ぶりに開催する大規模な個展です。
本展は、全世界的な感染症の蔓延を経験した私たちが、否応なしに意識した他者との「つながり」に、3つの【アイ】-「私/I」、「目/eye」、「愛/ai」を通じてアプローチしようというものです。
インスタレーションを中心に絵画、ドローイングや立体作品、映像など多様な手法を用いた作品を通じて、本展が「つながる私」との親密な対話の時間となることでしょう。
見どころポイント
・大阪では16年ぶりの大規模個展
・他者との「つながり」に焦点を当てた展覧会
・巡回の予定はなし。大阪のみの開催!
今回紹介した展覧会はもちろん、他の展覧会も取材レポートや特集で公開予定♪
お好きな展覧会を見つけて、今年は美術を楽しむ年にしてみてはいかがでしょうか。
また、関西で開催中の展覧会のチケットプレゼントもありますよ。気になる方は、それぞれの展覧会ページにある応募フォームをチェックしてみてくださいね。