都立美術館・博物館に18歳以下入場無料になる企画が開催!【東京都美術館ほか】

2023年3月3日

「Welcome Youth -2023 春-」が3月18日から開始!デジタルスタンプラリーも開催予定

 

都内の美術館・博物館の展覧会が無料で楽しめる「Welcome Youth(ウェルカムユース) -2023 春-」が、2023年3月18日~4月2日に開催します。

特設ウェブサイト:https://www.rekibun.or.jp/youth2023-1/

2004年4月2日以降の18歳以下の方が、都内の美術館・博物館への入場が無料になる本企画(要証明)。

対象となる施設は、東京都美術館、東京現代美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、江戸東京たてもの園の5館です。

期間中は、都立美術館・博物館5館を楽しく巡る「アートに出会おう!スタンプラリー」も開催予定!

「アートに出会おう!スタンプラリー」は、スマートフォンを使って上記の5館のデジタルスタンプを集める企画です。

この機会に、たくさんの文化施設に訪れ、それぞれの館が開催している多彩な展覧会を楽しんでみてはいかがでしょうか。

対象となる文化施設の展覧会を一挙紹介!

「Welcome Youth -2023 春-」の対象の5館で開催中、または、開催予定の展覧会を紹介します。

東京都美術館

東京都美術館では、「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が開催中です。


《ほおずきの実のある自画像》1912年
レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna

28年と短い人生を絵画への情熱に傾けた、若き天才画家エゴン・シーレの生涯を紹介する本展。

人間の内面を豊かな表現力で見事に描き出したシーレの作品を、間近で観られる貴重な展覧会です。

入場には日時指定予約が必要です。日時指定予約の方法などの詳細は、展覧会公式サイトをご確認ください。

本展の展示内容について詳しく紹介した取材レポートもチェック!

東京都現代美術館

東京都現代美術館では、好評開催中の「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」のほか、MOTコレクションとTokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展の2展が楽しめます♪


ウイメンズ クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリによる 春夏 2020
オートクチュール コレクションよりLOOK#220のドレス Photo © Yuriko Takagi

舞台美術を思わせる展示空間に300余りのルックが展示し、70年以上の歴史を誇るメゾンの夢の世界を演出しています。特に20mの天井高を生かしたアトリウムの展示は圧巻!

インスタ映え間違えなしの空間を体感してみてください◎

「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」、「MOTコレクション 被膜虚実/Breathing めぐる呼吸」は当日、美術館チケット売場にて入場の紙チケットをお渡しします。(学生証もしくは年齢を証明できるものをご提示ください)予約不要です。

「さばかれえぬ私へ Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展」は、予約不要。本展はどなたでも入場無料です。

※土日祝、会期末、混雑時は入場までお待ちいただく場合があります。分散来場にご協力ください。

東京都庭園美術館

東京都庭園美術館の本館は、昭和初期に朝香宮家の邸宅として建てられました。当時世界的に大流行したアール・デコ様式を取り入れた同館は、まさに館全体が美術品と言えます。

「Welcome Youth -2023 春-」期間中は、庭園の入場が無料になります。

朝香宮邸時代から引き継がれている開放感のある芝庭や、日本庭園と西洋庭園が楽しめますよ◎

春の草花を楽しみに、訪れてみてはいかがでしょうか。

東京都庭園美術館 庭園詳細はこちら

東京都庭園美術館の展示は、4月1日から「建築公開2023 邸宅の記憶」が開催予定です。

こちらも期間中は無料で観覧可能です!当日、直接窓口で年齢を証明するものを提示してください。

東京都写真美術館

日本初の写真と映像に関する総合的な専門美術館として、1995年に開館した東京都写真美術館。同館では期間中、2つの展覧会が無料で楽しめます。

深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ

1960年代以降の日本の写真表現に独自のポジションを築いた写真家・深瀬昌久。本展では、〈遊戯〉〈洋子〉〈烏(鴉)〉〈家族〉など、主要作品を網羅した東京都写真美術館のコレクションに加え、同館が初めて出品する《無題(窓から)》〈洋子〉のほか、充実した作品群によって構成します。

土門拳の古寺巡礼

日本を代表する写真家のひとり土門拳。

本展では、彼のライフワークであった『古寺巡礼』から、カラーの代表作と、土門を魅了した室生寺の釈迦如来坐像をはじめ、重量感のある平安初期の木彫仏を中心にモノクロームの仏像写真と、合わせて約120点を紹介します。

「深瀬昌久 1961-1991 レトロスペクティブ」「土門拳の古寺巡礼」は、当日1階総合受付にて年齢の確認できるものを提示してください。

また、上記2つの展覧会に加えて、3月26日までは「恵比寿映像祭2023 コミッション・プロジェクト」も楽しめます!

こちらはどなたでも入場無料です(オンラインによる日時指定予約を推奨)。

江戸東京たてもの園

「江戸東京たてもの園」は、1993年に東京都江戸東京博物館の分館として開園しました。

高大な敷地には、都内に存在した江戸時代前期から昭和中期までの文化的価値の高い歴史的建造物を展示しています。

江戸東京たてもの園では、3月11日から「日本のタイル100年 ー 美と用のあゆみ」を開催します。

建造物の中で必ず目にする「タイル」の知られざる歴史について学べる展覧会です。

エジプトのピラミッドで使われた最古のタイルをはじめ、世界のタイルも展示されます◎

期間中は、18歳以下の方の事前予約は不要。当日受付カウンターにて、年齢のわかるものを提示してください。

 

「Welcome Youth」期間中は、展覧会のほかにもさまざまな企画やイベントの開催が予定されています。
詳しくは、「Welcome Youth」特設ウェブサイトをご確認ください。