PROMOTION
クロード・モネの世界にひたる。日本初公開作品を含む〈睡蓮〉などを堪能【国立西洋美術館】
2024年11月1日
今年のGWはどのように過ごすかお決まりですか?
「せっかくだからどこかに出かけたい!」「展覧会に行きたいけどどこに行けばいいかわからない・・・」という方に向けて、スフマート編集部がGWにおすすめの展覧会をピックアップしてみました!
今回はGWに開催中の展覧会を10個紹介。ぜひ本記事を読んで、気になるものを探してみてくださいね。
2019年に開催された「大哺乳類展2」とはテーマを一新し、哺乳類の進化の不思議に迫る「大哺乳類展3」。「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」をテーマに、見た目や内部の特徴を楽しみながら学べる展覧会です。
見どころポイント
・展示される哺乳類の標本は約200点!
・国内で唯一のキタゾウアザラシの剝製標本など約30点が初公開
・地球上で最も大きな動物”シロナガスクジラ”の実物大心臓レプリカが登場!
木島櫻谷が大正中期に描いた作品「四季連作屏風」を紹介する展覧会。
独特な絵具を使用し、油彩画のようなタッチの絵画で木島は「技巧派」と称され、観た人の心を揺さぶりました。
見どころポイント
・「四季連作屏風」が全点公開
・絵の中で豊かに表現された動物たちの表情や動きに注目
・円山四条派の代表的な画家たちによる東洋画の主要ジャンル「花鳥画表現」を併せて紹介
▼取材レポートはこちら
3年に一度開催される現代アートの祭典「横浜トリエンナーレ」。複数の会場を使用したイベントは「野草」をテーマに文化・芸術活動拠点の展示やさまざまなアートプログラムを展開しています。
見どころポイント
・今年で8回目を迎える歴史の長い芸術祭
・世界各国の芸術家たちの作品が展示
・家族や友人と楽しめる数多くのイベントプログラムが開催
▼取材レポートはこちら
ミニマル・アートを代表する彫刻家の1人で、詩人でもあるカール・アンドレ(1935–2024)。アンドレ自身の幅広い思考や表現が展開された作品が楽しめる展覧会です。
見どころポイント
・日本国内の美術館では初の個展
・広い空間で展開されるアンドレの彫刻作品
・彫刻だけでなく、読んでも眺めても楽しめるアンドレの詩も紹介
フランス・パリで頭角を現した画家、アンリ・マティス(1869-1954)。彼が長年ニースで取り組んできた「切り紙絵」を中心に、絵画や彫刻、版画、テキスタイルなどの作品を展示しています。
見どころポイント
・「マティス美術館」に所蔵されている作品を中心に約150点を紹介
・切り紙絵の代表作である《ブルー・ヌードⅣ》が出品
・4×8メートルの大作《花と果実》は日本初公開!
▼特集コラムはこちら
イラストレーションだけではなくポスターや絵本、アニメーション映画、舞台美術と幅広い分野で活躍しているイラストレーター・グラフィックデザイナーの宇野亞喜良(1934-)。宇野の初期から現在までの作品を揃えた過去最大規模の展覧会です。
見どころポイント
・14年ぶりに開催される大型個展で、東京では初の開催
・原画やポスターなどが多く展示され、本展で出品される作品は900点以上
・Project Nyx「星の王子さま」など、実際制作に携わった舞台美術も紹介
数多くの人々に衝撃を与えた芸術家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。本展では複数のテーマに分け、彼が70年にわたり残してきた作品たちを紹介。国内では10年ぶりに開催される大規模な回顧展です。
見どころポイント
・世界各地から100点以上の作品が集まり、彼の芸術の全体像に迫る
・《予言者》など、現在では世界各地に散らばった「形而上絵画」をまとめて展示
・絵画だけでなく、彫刻や舞台芸術など幅広く紹介
デ・キリコ展
東京都美術館(東京・上野公園)では、来春2024年4月27日から8月29日まで「デ・キリコ展」を開催します。 20世紀を代表す…
東京都美術館 | 東京都
2024年4月27日~8月29日
漫画家・福本伸行による人気作品「カイジ」シリーズ史上最大規模の展覧会が開催。初公開の原画や数々の名シーンを再現したフォトスポットの展示は、まさに”回顧録”という名前にふさわしい展覧会です。
見どころポイント
・「鉄骨渡り」「焼き土下座」など「カイジ」の世界が堪能できるフォトスポット
・カイジをはじめとしたキャラクターたちの等身大フィギュアが登場
・豪華キャストによる会場限定の撮り下ろしボイスが楽しめる
国宝や重要文化財に指定され、誰もが知る「名品」と展覧会にもほとんど出品されてこなかった「迷品」。本展では明確に分ける基準がない2つの「メイヒン」たちを紹介。作品の新たな一面や魅力を知ることができる展覧会です。
見どころポイント
・サントリー美術館コレクションから、今まであまり展示されなかった作品を紹介
・国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》など計16点の国宝・重要文化財指定作品を可能な限り出品
・作品の印象が一気に変わるようなマニアックな情報も紹介
遺跡から発見された物を手がかりに歴史や生活背景を考える「考古学」。本展では横浜市内から発掘された土器のかけらを観察したり、会場内の各所にある問題を解いていくことで楽しく考古学を学べる展覧会です。
見どころポイント
・難しくとらえられがちな「考古学」を楽しく学べる
・「発掘調査体験」や「土偶作り」などのイベントも開催
・博物館の隣にある大塚・歳勝土遺跡の見どころを紹介!
今回はGWにおすすめの展覧会を10個紹介しました。
絵画だけでなく、彫刻や国宝・重要文化財指定作品を観ることができるものなど盛りだくさんでしたね。
筆者が注目している展覧会は初公開の原画も展示される「逆境回顧録 大カイジ展」です。
ぜひこの機会に家族や友人と足を運んでみてください。