「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」を楽しむ!スフマート流完全ガイドをご紹介📍神戸・六甲山

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2026年9月14日

「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」を楽しむ!スフマート流完全ガイドをご紹介📍神戸・六甲山

2010年より毎年開催している、神戸・六甲山を舞台とした現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート」が2026年8月29日(土)よりスタートしました。

17回目を迎える本芸術祭の今年のタイトルは「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」
神戸を象徴する六甲山の持つ魅力を、国内外で活躍する約60組のアーティストの作品とともに紹介します。

自然とアートが楽しめる「神戸六甲ミーツ・アート」ですが、「六甲山の中に点在しているアートをどういう順番で鑑賞したらいいのかわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、編集部が実際に体験した内容をもとに「スフマート流の神戸六甲ミーツ・アートの完全ガイド」をご紹介。

見どころの作品のほか、効率的に回れる移動手段や六甲山のグルメまで、事前に知っておきたいことがぎゅっと詰まった内容になっています。

ぜひ、最後までご覧ください。

「神戸六甲ミーツ・アート」とは?

神戸六甲ミーツ・アートは、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。

六甲山は、地元・神戸で古くから身近な山として親しまれています。

近世には生活資材の過度な採取の影響により、一度草木がほとんど生えていない禿山(はげやま)となってしまった歴史もあります。

明治期の開港に伴い、外国人居留地の人びとが避暑地として山を開き、やがて昭和に入るとケーブルカーやスキー場、展望台などレジャーの山として今日まで親しまれてきました。

そんな歴史のある六甲山をアート鑑賞とともに楽しめる「神戸六甲ミーツ・アート」。

今年のタイトルの「beyond」という言葉には、この土地の物語を深く理解したうえで、その先に広がる未知の感性や異文化との交差、そして新たな問いを引き寄せてほしいという願いが込められています。

豊かな自然の中に現れる約60組のアーティストによるアート作品を鑑賞しながら、自分の中に眠っている感性を呼び起こす機会となる、そんな芸術祭です。

電車・バス?それとも車?
気になる移動手段は?

ケーブルカーで山上へGO

会場の六甲山上までは「六甲ケーブル」というケーブルカーでの移動が便利です!

「六甲ケーブル下駅」までは、阪急六甲・JR六甲道・阪神御影より、神戸市バス16系統(六甲ケーブル下行)終点下車すぐです。

所要時間は、阪急六甲からは約14分、JR六甲道からは約19分、阪神御影からは約32分です。

日中時間帯は、阪急六甲・JR六甲道からは概ね8分間隔、阪神御影からは概ね24分間隔で運転。本数も多くありがたいです。

詳しくは、神戸六甲鉄道株式会社の公式サイトをご確認ください。

ちなみに、「六甲ケーブル下駅」「六甲山上駅」にも作品が展示されていますよ。

「えっ!これも!?」と思うところにもあるので、よーく探してみてくださいね。

会場巡りはバスが便利!

六甲山上駅から各会場を結ぶ「六甲山上バス」も運行しています。

車の運転ができなくても気軽に回れるのも嬉しいポイント。

バスはICカードでの支払いができません!ご注意ください。
利用する場合は、現金を用意してくださいね。

また、山の上の電波は少しだけ不安定。

バスの時刻表は、案内所などで配布されている「オフィシャルガイドマップ」にも載っています。

これが1冊あると安心。鑑賞パスポート購入、または引き換え時にゲットできます。

駐車場もあります◎

自家用車を使ってのんびり気ままに巡りたい方は、共通駐車券(普通車1,000円)の購入がおすすめ!
当日中なら何度でも駐車可能です。
※ただし、9/20~9/22の繁忙期は特別料金がかかります。

駐車場がないエリアもあります。事前に公式サイトで駐車場をチェックしておくとスムーズです。

絶対に観てほしい作品

ROKKO森の音ミュージアム

メインビジュアルにも使用されている奈良美智《Peace Head》と草間彌生《南瓜》は「ROKKO森の音ミュージアム」に展示されています。

草間彌生《南瓜》2014年 特別寄託作品 ©YAYOI KUSAMA ※画像転載不可

2026年8月に97歳でその生涯を全うした、日本を代表するアーティスト・草間彌生。

ここROKKO森の音ミュージアムで、その芸術世界に触れることができます。

草間彌生の作品はビビッドな色合いが印象的ですが、こちらはブロンズを使用しているため、落ち着いた風合いになっています。

生命力あふれる夏の緑から紅葉、そして草木が眠りにつく会期終盤の11月と、巡る季節の中でその表情が変わるのも見どころのひとつです。

風の教会・バンノ山荘エリア

普段公開されていない特別な会場もあります。

「風の教会」は、日本を代表する建築家・安藤忠雄が設計した建築です。

ここには棚田康司の《届かない橋を渡る》が展示されています。

この少女と手に持っているマリーゴールドは、1本の木から彫り出された彫像作品です。

マリーゴールドは、神戸市灘区の花なのだとか!

花びらの一つひとつまでが見事に表現された本作。少女の下まで近づくことができますので、ぜひ細部までご覧ください。

また、少女の視線をたどるともう一つの作品を観ることもできます。

これは会場で自分の目でどんな作品か確かめてくださいね。

屋外での彫刻展示

風の教会エリアでは、屋外で金属や木製の彫像作品も展示しています。

どちらも気温や湿度の影響を受けやすい素材です。

会期終盤では、自然の力を借りて違った作品になっているかも?

変化を楽しむことができるのも、自然を舞台とした芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート」ならではの醍醐味です。

バンノ山荘

六甲山の歴史が垣間見える別荘建築「バンノ山荘」と「バンノ山荘ハナレ」でも作品を展示しています。

木々の間に張られたワイヤーの上で、少女が綱渡りをしています。

この人物の木彫作品は、重りのついた長い棒でバランスを保って自立しています。

やじろべえの原理を生かした不思議な作品。風が吹いたときにワイヤーが揺れるとハラハラしますが、しっかりバランスを取って立ち続けています。

また、バンノ山荘とバンノ山荘ハナレで展開されている鈴木康広《アシ・オト》は、場に残された日常生活の記憶や体験が詰まった「物」を収集・再配置したインスタレーション作品です。

バンノ山荘ハナレでは、実際に山荘の中に入って作品を楽しむことができます。

1回に入れる人数は8人。混雑時は入口で待つこともあります。

山荘内は靴を脱ぐので、着脱しやすい靴や靴下の着用がおすすめ(サンダルは避けましょう)。

このエリアは、私有地に面する道を含みます。生活している方もいるので、静かに歩いてくださいね。

また、道幅が狭いため歩く際は車に注意してください。
※鑑賞のための車両の乗り入れや路上駐車はできません。車の場合は、記念碑台のパーキングをご利用ください。

その他、詳しいエリア情報は公式サイトをご確認ください。

土日祝限定!
「ひかりの森~夜の芸術散歩~」

夜間限定の光のアート作品が、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を幻想的に彩る「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も開催します。

「ひかりの森」は会期中の「土日祝のみ」開催。

昼も夜も楽しみたい方は「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」の全作品が鑑賞できる昼夜パスの購入がおすすめです。

六甲山グルメとおみやげ
そして絶景も楽しめる!

六甲ガーデンテラスは、山頂付近・標高約880mに位置する日本有数の眺望スポットです。

特徴的な建築の「自然体感展望台 六甲枝垂れ」をはじめ、神戸の街を一望しながらアート作品を楽しむことができます。

たくさん歩いてペコペコのお腹を満たすグルメもあります。

今年創業50周年を迎えた「六甲山ジンギスカンパレス」では、11月30日(月)まで、「六甲山ジンギスカンパレス 祝!50周年感謝祭」を開催中。

50周年を記念して生まれた特別メニュー「ダシが決め手!ラムしゃぶ」(1人前 3,900円)は、この機会に食べてみてほしい六甲山グルメの一つです。

店の入口には、本物の肉をかたどって作ったフォトスポットも登場!

気合の入ったフォトスポットで、六甲山の思い出を1枚撮影してみてはいかがでしょうか。

オリジナルグッズも多数販売

六甲ガーデンテラス内にある「オフィシャルアートショップ ホルティ」では、神戸六甲ミーツ・アートのオリジナルグッズを多数販売しています。

アーティストとコラボしたTシャツやトートバッグのほか、NHK Eテレ『びじゅチューン!』でおなじみの井上涼のコラボグッズも販売。

グッズのキャラクターは、六甲山上駅のすぐ近くにある「天覧台」に展示されている《じーっと!つぶさに!妖精ウォッチング》に登場する「六甲の大妖精 ロッココココ」がプリントされています。

中毒性の高い楽しいリズムが特徴の本作。
作品鑑賞後はロッココココのグッズが無性にほしくなるほどです!

オリジナルグッズは、ホルティ以外でも販売しています。

詳しい販売場所は、公式サイトをご確認ください。

行く前に確認!Q&A

Q. 服装や靴はどんなものを準備すればいい?

A. 山上は市街地よりも気温が5℃ほど低いため、脱ぎ着できる羽織ものがあると安心です。

また、未舗装の山道や階段を多く歩くため、歩き慣れたスニーカーが必須。作品によっては靴を脱いで鑑賞する会場もあるため、着脱しやすい靴と靴下の着用をおすすめします。

Q. どのくらいの時間があれば全体を回れる?

A. 主要な会場をしっかり巡るなら、半日~丸1日をみておくと余裕を持って楽しめます。

短時間で楽しみたい方は、ROKKO森の音ミュージアムや六甲ガーデンテラスなど、作品が集中的に展示されているエリアを絞って巡るのがおすすめです。

Q. チケットは事前に買った方がいい?

A. ポータルサイトやコンビニで購入できる「WEB割鑑賞パスポート」や各種デジタルチケットを事前購入しておくと、当日の受付がスムーズです。

パスポートがあれば複数日に分けての利用も可能なため、お得に巡ることができます。

こんな人におすすめ!

アート好き・芸術祭ファン

屋外の解放的なフィールドで、四季の移ろいとともに変化する作品を体感できます。

週末のおでかけ先を探している方

神戸市内からのアクセスも抜群。アート鑑賞とあわせて、絶景ロケーションや絶品グルメ、SNS映えするフォトスポットまで欲張りに楽しめます。

アート初心者

キャッチーな体験型作品や、建築・自然と融合した作品が多く、予備知識がなくても五感で楽しめます。

基本情報

神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond

会期:2026年8月29日(土)~11月29日(日)

※会期中無休。ただし六甲山サイレンスリゾートは毎週月曜休業(月曜祝日の場合は翌平日に振替休業)

開場時間:10:00~17:00
※会場により一部異なります

会場
【有料会場】
・ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)
・天覧台
・バンノ山荘
・開発さんの小屋
※「アスレチックパークGREENIA」上りバス停前
・自然体感展望台 六甲枝垂れ
・風の教会エリア

【無料会場】
・六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)
・兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)
・六甲ガーデンテラスエリア
・六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)

鑑賞パスポート

Web割(8/29~11/29)
・昼夜パス(夜はひかりの森開催日のみ)
大人4,200円
・昼パス
大人3,200円
・夜パス(ひかりの森専用)
大人1,950円

山上窓口(8/29~11/29)
・昼夜パス(夜はひかりの森開催日のみ)
大人4,300円、小人1,800円
・昼パス
大人3,300円、小人1,300円
・夜パス(ひかりの森専用)
大人2,000円、小人1,000円

※大人=中学生以上、小人=4歳~小学生、3歳以下無料
※自然体感展望台 六甲枝垂れの営業時間は10:00~21:00。17:00~21:00は昼パス及び昼夜パスで入場いただけます。夜パスでの入場はできません。

・昼夜パス:全ての有料会場と、「ひかりの森~夜の芸術散歩~」へ入場可能なパスポート
・昼パス:全ての有料会場へ入場可能なパスポート
・夜パス:9月19日からの土日祝限定夜間イベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」へ入場可能なパスポート

公式サイト:https://www.rokkomeetsart.jp/

六甲山でアートを楽しむ3か月

「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」は、ただ作品を見るだけでなく、六甲山の豊かな自然や歴史、そしてここでしか味わえない絶景や食文化をまるごと体験できる特別な芸術祭です。

夏の深緑から秋の紅葉へと表情を変える山々とともに、約60組のアーティストが紡ぎ出す多様な表現に出会う旅。

日常から少し離れて感性を澄ませる休日を、ぜひ六甲山で過ごしてみてはいかがでしょうか。

会期は2026年8月29日(土)から11月29日(日)まで。

ぜひお気に入りの作品や景色を見つけに足を運んでみてください。